湧別漁協のエゾバフンウニは、1軒当たりの水揚量が日産ノルマ上限の50キロと順調な滑り出し。一昨年に実施した移殖放流の効果が表れた格好。色合い、歩留まりも良好で、浜値は塩水パック100グラムがA品、B品とも千円台を確保した。
サロマ湖内のけた網で約20隻が着業。漁期は4~6月。4月中旬に開始し同月末水揚量は729キロ。前年同期比2割減となったが、2016年の低酸素による減産以降、移殖放流数を増やしたことも奏功し順調に回復している。ホタテの稚貝放流作業が15日から始まり、現在は出荷を一時休止している。