持続可能なミズダコ樽流し漁を目指し、北るもい漁協の苫前いさり部会(小笠原宏一部会長、23人)は北海道で初の漁業改善プロジェクト(FIP)に取り組む。本年度は試行期間と位置付け、実現可能な長期的管理目標を設定。具体的改善計画に基づいた取り組みは2020年度から本格化させ、23年3月までの4年間でMSC認証を取得できる管理水準に向上させる計画だ。小笠原部長は「販路拡大や市場の認知度向上につなげたい」と意欲を示す。