ボイルしたワカメ(11日、大沢漁港)
松前さくら漁協の鳴海年蔵さん・康之さん親子は今季、ワカメ養殖の本格操業に乗り出した。昨年の試験収穫で手応えをつかみ今年新たにボイル釜と撹拌(かくはん)塩蔵機を導入し生産体制を整備。11日は今季最後の水揚げを行い、視察に訪れた町職員ら関係者に機械の特長や工程、生育状況などを説明した。2人は「将来的にワカメを生産の軸となるよう確立させ、コンブ養殖と並ぶ2本柱としたい」と力を込める。