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新聞記事

小型魚操業自粛を/マグロ資源管理・青森県

2015年07月20日

好漁でも喜べなくなった延縄のマグロ水揚げ(16日)

 太平洋クロマグロの資源管理で、青森県は10日、日本海の漁協に「県警報」を、太平洋の漁協に「県操業自粛要請」を出した。いずれも、定置漁業で直ちに小型魚(30キロ未満)に係る操業を自粛するよう求めた。小型魚を確実に放流できる手法がない中での管理強化に、延縄や一本釣り漁業者も含め関係者の混迷が深まった。資源管理の必要性は認識しているが、「マグロを生かして漁師が死ぬ」との懸念もきかれ、展望が求められている。

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