定置に設置していたシャチ型の浮き輪
稚内漁協声問地区で定置漁業を営む吉田敬直さんはアザラシの被害防止策の確立に奮闘している。シャチの浮き輪を定置網の中に浮かべたり、録音したシャチの鳴き声をスピーカーで流すなど独自策を試行。「海獣問題を子どもの代に引き継がせてはいけない」と意欲を燃やしている。