総合エンジニアリング大手の日揮ホールディングス株式会社(日揮HD、神奈川県横浜市)は10日、日揮グループのかもめミライ水産株式会社(大澤公伸代表)が福島県浪江町で生産を進めてきた陸上養殖サバの初出荷を発表した。完全閉鎖循環式施設で人工海水を使用し育成、アニサキスの寄生を低減させた生食可能なマサバで、ブランド名は「福の鯖」。浪江町の吉田栄光町長らが出荷式に出席し、新たな特産品化へ期待を寄せた。