砂原漁協のスケソ刺網は、低調だった序盤の漁模様から一転して好漁となり、12月末水揚量は前年同期に近づいた。浜値はキロ100円台と高値基調で推移したため、金額は26%増の2億円に伸長。終盤に入った現在はキロ80円程度に落ち着いている。12月末水揚量は前年同期比8%減1997トン、金額は26%増2億90万円(税抜き)、キロ平均単価は38%高101円。道南太平洋の水深400メートルラインで始まった序盤は薄漁が続き、浜値はキロ130円前後まで上昇。11月以降は水温が低下し、漁模様は同月後半から徐々に向上、12月に入って序盤の不調を挽回している。