色、香り、味に優れる閖上産アカガイ(10月18日)
宮城県名取市の閖上漁港で特産アカガイの水揚げが順調に続いている。日量500~600キロペースで、浜値は平年より3割ほど高いキロ2千円超で推移。閖上産は約8割が東京・豊洲市場に出荷され、高級食材として都内のすし店などで使われる。貝毒による出荷規制の懸念は常につきまとうが、訪日客(インバウンド)需要も追い風に、漁期を通した安定供給と好値の維持を目指す。