震災前以上の成長で好スタートとなったエゾイシカゲガイの水揚げ(3日、要害漁港)
岩手県陸前高田市のエゾイシカゲガイが2日、大震災後、初めて出荷された。広田湾漁協気仙支所の気仙地域イシカゲガイ養殖部会(熊谷信弘部会長・5人)が生産し、同支所が東京・築地市場を中心に144箱(1箱5キロ)を送った。成長は殼長60ミリ前後と良好。本年度は震災前を上回る47トンの水揚げが計画され、築地市場での販売価格はキロ2300円となる。