岩手、宮城両県のイサダ(ツノナシオキアミ)漁は浜値下落のため4月末までの漁期を前倒しして終了した。序盤にキロ80円を超えていた浜値は一時30円台まで落ち、漁業者側が「今季の需要を満たした」と判断した。親潮の流れに恵まれ水揚量は前季比11%増の計約1万2千トンと伸びたが、金額は14%減の計6億6千万円余りに終わった。