東京・豊洲市場の道産ウニの消流は、中心となる根室管内からの供給が少なく、年末商戦が品薄のまま終えた。卸値は中国など海外輸出がリードし、依然高止まり。国内需要が追い付けず、仲卸は「赤潮被害で根室から例年の10分の1ほどしか集まらなかった。順調に集荷できていれば、ここまでは高くならなかった」とため息を漏らす。