網走漁協は、今年から濤沸湖でヤマトシジミの種苗生産に挑戦する。水揚げ目標を5年後に6.5トンと試算。ここ数年の水揚量と比較し約2トンの増産を目指す考え。シジミ漁に着業する北浜部会(12人、部会長=櫻庭博喜理事)が中心となり実施。櫻庭理事は「昨年の試験生産で手応えは十分にある。網走川からの移殖放流を続けながら自然産卵にも期待したい」と意気込みを語る。