青森県が発表した県海面漁業調査によると、2020年の漁獲数量は前年比12.6%減の16万7188トンで、統計を始めた1958年以降で最低となった。漁獲金額は同18.1%減の341億8348万円で、89年以降では最低。主力のスルメイカやサバの不振が続き、ホタテも半成貝の出荷が主体となって数量が伸びなかった。新型コロナウイルス感染症による需要の低下が金額を押し下げた一因とみられる。