不漁が続く三陸のイサダ(ツノナシオキアミ)漁が予定の漁期を待たずに終了した。漁業情報サービスセンター(JAFIC)によると岩手、宮城両県の今季水揚量は計4112トン(前年比2.1倍)。2年連続の不漁に伴う在庫薄を反映し、1キロ当たりの平均単価は231円(同2.4倍)と高騰した。 イサダは養殖魚や釣りの餌となるほか、健康維持効果のある成分を含むことからサプリメントの原料にも使われるなど近年需要が拡大している。