出荷されたキンキ。今後の増産に期待(9日、室蘭市公設地方卸売市場)
いぶり中央漁協登別・虎杖浜地区のスケソ刺網は水深400メートル前後の深みを主体に始まり、キンキの水揚げが順調だ。価格も平均でキロ3千円程度と前年並みで推移している。 同漁協から集荷する(株)室蘭魚市場の担当者は10月上旬の段階で「多い日で200~300キロの出荷量。昨年に比べ少ないが、白老地区のスケソが始まっていない割に数量がまとまっている。サイズは若干小ぶり。中や小が多い」と説明。価格は約3千円で「コロナ禍の影響を受けず、引き合いが堅調。本州送りが多い」と現状の荷動きを示す。