数多くの大漁旗で飾り付けられた第六十八栄徳丸
えりも漁協所属の「第六十八栄徳丸」(アルミ、9.7トン、菊地光秋船主)がこのほど竣工した。船上での作業性を重視したほか、活魚水槽も設置し活出荷による漁獲物の付加価値向上にも取り組む。船主の息子で現在35歳の菊地一成船頭は「18歳で漁師になったときから、いずれ自分の船を持ちたいと思っていた」と話し、待望の新造船を喜ぶ。7~9月の夏場はコンブ漁に着業しているため、10月からのマダラ刺網で初陣を飾る。