羅臼漁協の天然コンブ漁が19日にスタート、序盤はオカ側中心に採取している。地区でばらつきはあるものの今季はコンブが繁茂。ただ総体的に実入りや葉幅、長さなど品質面は芳しくなく、着業者からは「これだけ良くないのは久しぶり」「等級比率は落ちる」などと不満の声も多い。
えさん漁協の養殖コンブの水揚げはミツイシがほぼ終漁し、促成マコンブが最盛期を迎えている。日浦・尻岸内中心に一昨年まで数年続いた芽落ちやシケによる大幅脱落は今季もなく順調に漁期入り。ただコケムシの付着に頭を悩ます浜もあり、品質や水揚げ状況は地区でばらつきがある。
岩手県産養殖素干しコンブの初入札が10日、宮古市の県漁連北部支所で開催された。上場は重茂、田老町の両漁協で5421箱(1箱10キロ)。黒長切の1万4000円台など昨年初回を5~15%ほど上回る落札がほとんど。在庫払底が伝わる中、初回としては品質が良かったほか、先行する函館入札の高値も影響したとみられる。
道漁連は5日、道昆布事業協同組合の総会で、本年度の道内コンブ生産予想を1万5826トンと発表した。道東地区を中心に資源が回復模様で、過去最低の昨年度実績(1万3260トン)に比べ19%増。ただ過去10年平均(1万7017トン)と比べると7%下回る。
散布漁協のさお前コンブは、シケや悪天候に悩まされたものの、漁期最終日となる6月25日に出漁して計画の3日間を消化、漁を終えた。秋森新二組合長は「3日採るのに日にちはかかったが、数量的には順調に揚がった」と話す。
歯舞、落石、根室の3漁協が着業する貝殻さお前コンブが終盤を迎えている。序盤から天候など操業条件に恵まれ22日現在で10回出漁。低調だった昨年に比べて繁茂状況も良く順調に水揚げ。実入りなど品質面も上々との声が多い。
解禁日翌日の6月2日に初水揚げ。同月上旬には3日連続の出漁もあるなど順調に操業を重ね、20日の出漁で昨年と同じ10回に達した。着業者によると繁茂状況はまだら模様で船は散らばって操業、水揚げに船間差もあるという。
厚岸漁協のさお前コンブは、昨年同様3日間の計画日数で操業。今季は例年並みの繁茂状況で15日現在2回採取し、鈴木康則班長は「数量的に順調に揚がった」と話す。
昆布森漁協のさお前コンブ漁は解禁日の3日に始まった。昨年流氷被害を受けた浅場など総体的に繁茂しており、順調な水揚げで推移。成コンブも含め今後の漁にも期待が高まる。一方、生育状況は漁場でばらつきがある。