宮城県気仙沼市の水産加工業や観光業の大手・阿部長商店(電話0226・22・6666)はこのほど、気仙沼が水揚げ日本一を誇るメカジキを使用した「贅沢めかじきカレー・プレミアム」=写真=と、気仙沼の代名詞であるフカヒレをふんだんに使った「贅沢ふかひれカレー・プレミアム」=同=を新発売した。
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(2014年01月13日付)
三陸沿岸は東日本大震災から間もなく3年目を迎える。漁業の復旧、復興は着実に進んだ。
「船さえあれば」という漁師の生産意欲と国の補助事業による施設整備を推進力に、試験研究機関の調査研究が水揚げをバックアップした。だが、まだ以前の生産には戻らず、復興の加速が求められる。三陸の調査研究をリードする独立行政法人水産総合研究センター(水研センター)東北区水産研究所を取材、秋サケとアワビに踏み込んだ。
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(2014年01月01日付)
宮城県の南三陸町は来年度、志津川漁港に新市場を整備する。東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた同町旭ヶ浦の施設の跡地に、HACCP対応の衛生管理型市場を新設復旧。先月末公表の復興交付金事業(7回目)の交付可能額決定で、中核的な整備予算が採択された。
新市場は来年3月までに実施設計を終え、県の漁港岸壁の復旧工事終了を待って7月にも着工。早ければ来年度中に完成する見通しだ。交付金事業は震災前の原形復旧が基本となって整備費が不足するため、県経由となる国の水産業基盤整備事業で補うことにしている。
計画では、新市場は鉄骨造り一部2階建て、延べ床面積6千平方メートル強となる。荷捌き・売り場は幅90メートル、奥行き約30メートル。海側に幅160メートル、奥行き18メートルの岸壁上屋(ひさし)をせり出させ、この下で水揚げ、選別する。売り場の山側に設ける8㍍幅のプラットホームから出庫。2階は会議室にあてる。
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(2013年12月16日付)
24年ぶりのまひ性貝毒発生で水揚げが滞っていた宮城県気仙沼湾海域のホタテが11日、出荷再開となった。だが、同湾奥の海底に原因プランクトンのシスト(休眠胞子)が大量に堆積し、来春以降も毒化、出荷停止となる可能性がある。この対策として、業界では県、国とともに、まひ性期間中でも貝毒値により水揚げを可能にする認定工場制度の導入、海域細分化の検討を進めている。
認定工場制度は、まひ性貝毒期間中でも中腸腺で1グラム当たり50マウスユニット=MUなど一定レベル以下なら、県の認定する工場での生玉などの処理とそのための水揚げを認めようというもの。加工要領の見直しや認定処理基準の策定などが必要になる。
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(2013年12月16日付)
新潟県佐渡の寒ブリ漁が好調に滑り出した。
両津湾内の大型定置網で11月末までに46トンを水揚げ、前年同期の3.4倍。大半が10キロ前後と大きく、キロ2000円台後半~3000円ほどで販売される日が多く、サイズ、価格も良好だ。大シケとなりやすいこれから盛漁期を迎える。
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水産関連の機械や資材のメーカーが連携して最新鋭の機械などを披露する「八戸水産加工・食品(農産・畜産)機械資材展」が11月29、30日の両日、青森県八戸市の協同組合八戸総合卸センターで開かれた。
最新鋭の機械や資材が多数披露され、多くの水産関係者が訪れた。
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青森県は今秋から、津波発生時に係留漁船を沖合に避難させるための漁協のルール作りの支援に乗り出した。
全ての漁港、沿岸域で津波のレベルに応じた波高や到達時間のシミュレーションなどを提示し、避難する基準や海域を検討してもらう。
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