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新聞記事

東北北陸一覧

掲載日:2016.03.07

宮古の共和水産 対米HACCP取得

対米HACCPの認証を取得した共和水産藤原工場

 岩手県宮古市の共和水産株式会社(鈴木徹社長)は2月に市内の藤原工場で対米HACCPの認証を取得した。それを受けた販売戦略の第1弾として、北米で3月6~8日に開かれるボストンシーフードショー(SFS)に出展、海外展開に弾みをつける。


掲載日:2016.02.29

クロマグロ資源管理 放流小型魚88%生残

 昨年から始まったクロマグロの資源管理で、30キロ未満の小型魚を定置網から放流する技術開発試験の結果報告会が19日、青森市で開かれた。魚捕り部に窓のような「逃避口」を設けることで放流後の生残率88%という成果が示され、小型魚とブリなど他魚種との分離が課題とされた。マグロ成魚を魚捕り部から先に水揚げする大目の「選別網」でも手応えをつかんだ。


掲載日:2016.02.29

岩手県山田町・大和水産 本社隣に冷蔵倉庫新設

 煮干しや塩干加工品を製造販売する大和水産株式会社(岩手県山田町、鈴木將弘社長)は本社隣に冷蔵倉庫を新設する。既存の冷蔵倉庫が稼働から50年近く経過して老朽化しているため、設備を更新し、能力を高める。3月着工、ことし8月の完成を予定している。


掲載日:2016.02.29

岩手・広田 ホタテ新貝成育良好

 岩手県の広田湾漁協広田支所で21日、ホタテ新貝(一昨年採苗)の出荷が始まった。殼長12~13センチ中心と良好な成長でへい死も少なく、日産2~4トンペースと順調な滑り出し。貝柱歩留まりも13%あり昨季より良いという。


掲載日:2016.02.29

岩手県宮古市・おがよし 冷食工場が本格稼働

おがよしの冷凍食品工場外観

 株式会社おがよし(岩手県宮古市、沼里政彦社長)は本社工場の隣接地に冷凍食品工場を新設、2月中旬本格稼働に入った。製造能力は初年度約305トン。5年目以降には約586トンにまで引き上げる。「新工場は事業転換へ向けた最前線の拠点となる」と沼里社長。従来の原料供給型の事業から、地元で最終製品に加工する事業へシフトする姿勢を示している。


掲載日:2016.02.22

青森県のスルメイカ 水温上昇し漁獲低迷

 低迷が続く青森県沿岸のスルメイカ釣りは今季(5~2月)、昨季をも下回りそうだ=表。低迷要因と今後の見通しを(地独)県産業技術センター水産総合研究所漁場環境部の今村豊主任研究員に聞いた。


掲載日:2016.02.22

新深浦町漁協本所青年部 イトウ海面養殖進展

屋内水槽での海水飼育

 青森県の新深浦町漁協本所青年部(五十嵐禎史部長・14人)が挑む日本初のイトウ海面養殖が進展した。3季目の試験で500グラム前後の小型サイズに替え、事前の海水による水槽飼育で餌食いが上がり3カ月ほどで700~800グラムに成長。2月中に海面いけすに移し、5月に水揚げ、試食会を見込む。青年部で商品化のニーズをつかみ事業化まで育てたい考えだ。


掲載日:2016.02.22

復興へフード見本市 自慢の逸品競演

 宮城県の水産都市で相次いで見本市が開かれた。16日には塩竈市のホテルグランドパレス塩釜で「2016塩釜フード見本市」、17日には石巻市の石巻魚市場で「2016石巻復興フード見本市」。両会場とも前浜物や独自のノウハウを生かした水産加工品をそろえ、全国から来場するバイヤーに産地の魅力を発信した。


掲載日:2016.02.15

宮城県産ホヤ 生産倍増も韓国輸出依然停止

国内消費の拡大に期待がかかる宮城県産ホヤ

 宮城県中部でホヤ(マボヤ)の水揚げが活発化しつつある。生産者の悲願となる韓国輸出の再開が見通せない中、同県では昨シーズンの2倍となる1万トンの水揚げが予想され、早くも危機感が漂う。相対販売は昨年ハシリ並みのキロ100円台前半で、すぐにでも出荷したい人が多いが、旬はまだ先で需要は弱い。


掲載日:2016.02.15

宮城県 ホタテ水揚げ激減

半成貝出荷の早めの減少で存在感が高まる寺間・出島地区の地種新貝の水揚げ(昨年3月)

 宮城県産ホタテの出荷がこれからさらに減る見通しだ。北海道産半成貝の移入養殖の終漁が早まって2月末ごろまでにめどがつき、端境期を迎える。中部の女川地区の地種新貝に期待がかかるが、数量が限られる。昨秋の移入が遅れた半成貝の成長によっては、4月中旬ごろまで1日数トンにとどまる可能性がある。


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