昨年から始まったクロマグロの資源管理で、30キロ未満の小型魚を定置網から放流する技術開発試験の結果報告会が19日、青森市で開かれた。魚捕り部に窓のような「逃避口」を設けることで放流後の生残率88%という成果が示され、小型魚とブリなど他魚種との分離が課題とされた。マグロ成魚を魚捕り部から先に水揚げする大目の「選別網」でも手応えをつかんだ。