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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2018.03.26

噴火湾ボタンエビ 好漁場限られ船間格差

中主体のボタンエビ(15日、砂原漁港)

 噴火湾のエビかご春漁が始まった。今季のボタンエビは好漁場が限られ操業5日ほどで日量1隻50~150キロと差が開いている。型は中主体で浜値は大がキロ4000円台前半と堅調だ。


掲載日:2018.03.19

荒節や油漬けなど……ブリの高次加工技術開発も

 道総研食品加工研究センターと網走水産試験場加工利用部は2018年度から道産ブリの高次加工品の製造技術の開発に取り組む。小型、低脂質など道産ブリの特性を生かし、原料高騰などで代替需要が期待できる荒節、油漬けなど付加価値製品を創出し、加工利用の促進を目指す。


掲載日:2018.03.19

いぶり噴火湾、ニシン数年ぶり好漁

好漁となった良型のニシン(12日、有珠地区)

 いぶり噴火湾漁協の有珠地区でニシンが数年ぶりにまとまった。ここ数年数十キロだった漁獲量は半月ほどで700キロ超え。着業者に笑顔が戻ってる。


掲載日:2018.03.19

早煮「おとひめ」生産開始 椴法華

袋詰めしたおとひめこんぶ

 えさん漁協椴法華地区で、促成マコンブの間引きでつくるブランド「おとひめこんぶ」の生産が3月上旬に始まった。この時期に収穫した薄く軟らかい葉を乾燥させて製品化。着業者によると良質昆布に仕上げるポイントは風。気温、乾燥室の温度、天気なども重要という。


掲載日:2018.03.19

鹿部エビかご出足低調

水揚げ低調なボタンエビ(16日、鹿部漁協市場)

 鹿部漁協のエビかご漁は低調な出足となっている。主力のナンバン、ボタンともに振るわない。能戸剛えび籠部会長は「ハシリは全然だめ」とし「例年では5月ごろに少し良くなる」と漁模様好転を期待する。


掲載日:2018.03.19

針なしインジェクター導入、ブリなど新たに商品展開

魚専用に開発したニードルレスインジェクター

 羅臼町の(有)ヤマニシ西家商店(西家祐一社長、電話0153・88・2013)は、針を使わず、金属異物混入リスクのない調味液注入機「ニードルレスインジェクター」を森工場に導入、ソウハチ、ブリを皮切りに塩水加工の新たな商品展開に乗り出した。身がふっくら、生臭みのない仕上がりなど商品の特長、生産の効率化による低コストでの供給が評価を得て、大手食品卸の販路を獲得。さらに商品アイテムの拡充を進めている。


掲載日:2018.03.19

加工ホタテ貝高値/両貝購入熱がけん引

 噴火湾の加工貝(2年貝)は、冷凍両貝の購入熱がけん引し相場高の様相だ。卵は3月に入ってようやく張りだし、歩留まりは徐々に向上。中国側との成約が進み始めている。
 「産地証明書を出し始めた。両貝は作られている」と森漁協。渡島噴火湾の出荷量は3月中旬から本格化。卵も張り、集中水揚げ態勢に入った。
 中国側の引き合いは強まり交渉は活発化しているが、産地加工業者によると「3月初めは冷凍上がりでキロ200円台を要求された」と説明。その後の歩留まりを考慮しても「浜値が300円以下でないと合わない」と話す。


掲載日:2018.03.12

釧路市東部ホッキ部会 殻付出荷に転換

 釧路市東部漁協のホッキ部会(名田誠部会長)は今季、出荷形態を従来のむき身から殻付きに変更した。殻むきの必要がなくなったことで、人件費などの経費と労力の削減に直結。漁獲対象サイズも大・中メインに切り替わり、小を残しながらの資源管理にもつながった。また、漁業者が中心となり他管内の店頭にも出向き、同漁協産のPRにも注力している。


掲載日:2018.03.12

ひやま漁協 スケソ刺網終漁

来季が期待されるスケソ(昨年12月上旬、乙部漁港)

 ひやま漁協のスケソ刺網(特別採捕)は、昨年を大きく下回る水揚量で3月10日に終漁した。漁期前半の群れが薄く、後半に後続群も水深200メートル前後で浮遊し、着底せず網にかかりにくい状況となった。ただ、後続群の規模は大きく、着業者は来季の水揚げに期待している。


掲載日:2018.03.12

ナマコ資源回復 留萌市の連携協定大学共同研究報告会

昨年6月の試験操業で行ったナマコの重量測定

 留萌市の連携協定大学共同研究報告会で、道総研稚内水産試験場の佐野稔主査が留萌地区のナマコ資源状況と移殖効果について報告した。資源状況は回復し予備群も増えているという。


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