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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2020.04.06

上磯のニシン1、2月中心に 小定置など好漁


 上磯郡漁協上磯支所で1、2月中心にニシンが好漁に恵まれた。小定置主体に刺網なども操業、累計数量は前年比37%増の173トン、金額も同45%増の2千万円に伸ばした。水揚げは近年増加傾向で、同支所は「毎年更新するように数量が伸びている」と説明する。同支所によると多いときで全体の日量が10トン以上。15トンに達する日もあった。「そのときどきで獲れる場所が異なったが、シーズン通すと各漁場揚がったのでは」と振り返り「一昨年あたりから増え、昨年も126トンの水揚げ。今年はそれをさらに超えた。ここまで揚がったのは初めてでは」と話す。


掲載日:2020.04.06

累計格付実績過去最低1万2921トン


 道水産物検査協会がまとめた2019年度の道産コンブ累計格付実績は、前年度比15%減の1万2921トンにとどまり、17年度の1万3260トンを下回って過去最低に落ち込んだ。


掲載日:2020.04.06

根室海峡共同海区、玉冷主体に安値基調

ホタテの荷揚げ作業。浜値は輸出停滞の影響が大きくキロ100円台中盤まで下がっている


 野付漁協の尾岱沼漁港に水揚げする根室海峡共同海区の累計数量は、1~3月で1万トンとなり、5月までの計画達成率は57%となった。活貝・冷凍両貝の輸出停滞で産地加工業者は玉冷加工にシフト。処理量も限られ、キロ平均200円台中盤を付けていた浜値は100円台中盤まで下がっている。


掲載日:2020.04.06

沙留漁協の鮮度保持施設が完成

完成した鮮度保持施設


 沙留漁協(横内武久組合長)が建設を進めていた冷蔵庫、加工場などを一体化した鮮度保持施設が完成、稼働を開始した。ホタテ・サケ・毛ガニなど「サルレイ」ブランド商品の需要伸長に伴う加工機能の拡充と併せて凍結・保管能力を増強。付加価値加工品の生産増大、販売拡大を進め、魚価の安定・向上につなげていく。


掲載日:2020.03.30

ホタテ玉冷の消費減速

オホーツク沿岸のホタテ荷揚げ作業


 2020年度の玉冷消流は、昨年以上の内販消化が最大のポイントとなる。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で輸出が停滞し、国内では居酒屋など業務筋の消費が減速した中、オホーツク沿岸が増産見通しにある以上、関係者の多くは国内消費の拡大に向けた製品価格の下方修正に期待している。一方、産地の玉冷生産能力は限界に達しているとみられ、冷凍両貝・活貝輸出の停滞が長引いた場合、原貝の仕向け先が新たな課題に。関係者は流通停滞の早期解消を切望している。


掲載日:2020.03.30

サクラマス 薫製で訴求 雄武町の佐藤漁業部

スモークサーモンの化粧箱400グラム入り(皮付きフィレー2~3枚)


 雄武町の佐藤漁業部は、秋サケ定置の最終盤に乗網するサクラマス(産地名クチグロマス)を使ったスモークサーモン作りを手掛けている。100年以上の歴史を持つ網元の4代目、一人娘として生まれた遠藤友宇子さんが本場・スコットランドで学ぶなど製法を追求し作り上げた逸品。5年前から町のふるさと納税返礼品やネット販売で提供し、雄武・オホーツク地域の食の魅力を発信している。


掲載日:2020.03.30

宗谷漁協 特定組合移行、道内3例目


 宗谷漁協は、23日の通常総会で2019年決算が承認され、特定組合に移行した。2020年期首の貯金残高が216億9000万円と移行基準の200億円を突破したため。前年度実績を24億4400万円上回った。道内の特定組合は常呂漁協、猿払村漁協に次ぎ3組合目。


掲載日:2020.03.30

稚内漁協 刺網の毛ガニ好値


 稚内漁協の毛ガニ刺網漁(特別採捕)の浜値が堅調に推移している。日量は昨年並みだが、主体の大中がキロ5000~4000円と昨年に比べ強含みで展開している。


掲載日:2020.03.30

歯舞漁協 長く続いた大ダコ

水揚げが芳しくないヤナギダコ(19日、友知漁港)


 歯舞漁協のタコかご漁は漁期終盤を迎えている。今季は例年に比べて大ダコの漁が長く続き「珍しく1月後半になっても獲れた」と木村金造歯舞たこかご部会長。一方、年明け後主体となるヤナギダコは低調に推移。「例年切り上げ間近に上向く」と終盤の好漁に期待する。


掲載日:2020.03.30

いぶり噴火湾漁協刺網 オカ側マガレイ・クロガシラ中心

マガレイの荷揚げ作業(24 日、豊浦漁港)


 いぶり噴火湾漁協のカレイ刺網は、沖のアカガレイが薄漁のため、オカ側でマガレイやクロガシラ主体の水揚げ。浜値はキロ300円前後と例年並みに推移している。着業者によると「マガレイは多少増えてきた」という。


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