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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2020.08.10

広尾エゾバイは例年並みの漁

陸上の水槽で成育させるエゾバイツブの卵塊 (7月31日、ウニ種苗生産施設)


 広尾漁協のエゾバイツブかご漁は例年並みの日量を確保している。ただ消流停滞を受け、浜値は低調に推移している。


掲載日:2020.08.10

留萌管内仮分散、7月に大半終了

稚貝の仮分散。留萌管内全域で順調に進んだ(4日、力昼漁港)


 留萌管内(増毛・新星マリン・北るもい・遠別漁協)の稚貝仮分散は、苫前地区を残し終了した。産卵時期が例年より早く、作業は4単協とも10日~2週間ほど早い開始。各地区で成長が進み付着量も十分で、7月末には大半の漁家が作業を終えている。


掲載日:2020.08.10

鹿部エビかごは低調


 鹿部漁協のエビかご漁が低調に推移している。薄漁に加え、アオザメによる漁具被害も発生。着業する盛田竹彦理事は「出荷するだけ獲れないこともある」と嘆く。


掲載日:2020.08.10

南かやべの促成は順調

計画を上回る見込みの促成(4日、臼尻漁港)


 南かやべ漁協の促成は、順調な水揚げが続き漁期終盤を迎えている。おおむね実入りは良好。例年に比べてコケムシの付着も少なく「近年にないくらい良質なコンブ」と話す着業者も。同漁協は「計画数量の2500トンは上回る見込み」としている。


掲載日:2020.08.10

増毛のエビかご漁場固定できず苦戦


 増毛漁協のエビかご漁は、主体のナンバンエビが船団1航海で600箱前後と苦戦している。漁場が固定できず移動しながらの操業。浜値はコロナ禍で一時安値に振れたが、昨年並みに回復している現在は薄漁で押し上げた格好。着業者は漁模様の好転を願っている。


掲載日:2020.08.10

網走市のマリン北海道、主魚種で特産品開発

ご飯に載せるだけで親子丼が出来上がる海鮮丼の素の4アイテム


 カニの輸移出入・加工・卸を手掛ける網走市の(有)マリン北海道(下山大輔社長、電話0152・43・8536)は、地元・網走産の魚介類を使った特産品づくりにも挑戦している。これまで秋サケの生珍味・総菜、シジミの米飯商品などを開発。自社店舗や通販での直販、ふるさと納税返礼品などで浸透に取り組んでいる。


掲載日:2020.08.03

道東沖マイワシ、群れ薄く小型の二重苦

10トン未満船によるマイワシの荷揚げ。今後の大型化と増産に望みをかける(7月28日、厚岸漁港)


-青魚特集-
 道東沖のマイワシ漁は群れが薄く、組成も小型化で苦戦を強いられている。ミール向けが主体で浜値も全般的に低調に推移。本州への生鮮出荷も振るわない。ロシア水域からの群れ南下が期待できる8月中旬の盛漁期での挽回に望みをつなぐ。一方、サンマ漁は大臣許可の棒受網船が10日から順次出漁。水産庁の漁況予報では昨年より厳しい見通しが示されている。

 ・来遊量昨年下回る
 ・イワシ組成回復が鍵
 ・新資源活用に挑戦
  -他、本紙紙面にて


掲載日:2020.08.03

羅臼小定置マス、徐々に乗網


 羅臼漁協の小定置で徐々にマスが乗網、着業者は今後迎える盛漁期に期待している。福岡勝小定置漁業部会長は「ピークは盆過ぎ。まだまだこれから。昨年は最低の年だったので今年は揚がってくれれば」と願う。


掲載日:2020.08.03

シンガポール向け冷凍イワシ輸出、道が試験事業


 道水産林務部は昨年度、シンガポールの飲食店向けに冷凍イワシの試験輸出に取り組んで、船便輸送で生食用商材として供給できる鮮度・食味評価を確認した。特にミドル層(中流階級)主体の店舗で価格面も併せて市場開拓の可能性を見いだした。


掲載日:2020.08.03

厚岸漁協の衛生管理型市場が稼働

厚岸ブランドの新たな生産・流通拠点となる厚岸漁港施設


 厚岸漁協(川崎一好組合長)が厚岸漁港湖南地区の人工地盤に建設を進めていた新荷捌施設が竣工、1日に供用を開始した。屋根付き岸壁などと一体的に機能し、陸揚げから出荷まで安全・安心な水産物を供給する衛生管理型漁港を形成。蓄養・活魚水槽、低温庫の整備など品質・鮮度保持体制も強化し、サンマ、イワシ、カキ、アサリ、ホッカイシマエビなど厚岸産ブランドの付加価値向上に一層力を入れていく。


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