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新聞記事

ホタテ一覧

掲載日:2016.01.25

両貝冷凍 中国側が買い控え

 噴火湾産の両貝冷凍に対する中国側の引き合いが、昨季と比べ弱まっている。高値張り付きを理由に契約が進んでいない状況。減産のため水揚げは3月に集中する可能性が高く、ある流通業者は「引き合いがあっても成約は2月末までずれ込むだろう」と予測する。


掲載日:2016.01.18

オ海けた引計画/ 28年は18万トン程度

 オホーツク海けた引漁の28年計画量は、大きく落ち込んだ前年実績をさらに下回る18万トン程度となる見通しだ。北部では猿払村が前年実績比14%減の3万6千㌧、南部では常呂が同12%減の2万6600トンなど。12単協のうち現段階で7単協が減産の計画量を設定している。
 一昨年12月から昨年1月にかけて発生した低気圧や昨秋の低気圧に伴うシケ被害の影響で、ことしも厳しい水揚げが予想される。


掲載日:2016.01.18

「蘭扇」ブランド道内イオンで限定販売

 室蘭漁協はブランド化に取り組む3年貝の活ホタテ「蘭扇(らんせん)」の販路拡大に力を入れている。ことしは期間限定で量販大手のイオン北海道で店頭販売を実施。さらに海外での催事にも出店している。
 蘭扇は殻長13センチ以上の3年貝。垂下式の養殖で砂かみが少なく、大粒で品質が高いのが特長。貝殻に付着するイガイなどを何度も取り除きながら成長を促している。


掲載日:2016.01.11

根室海峡 新年水揚げスタート

巽沖で水揚げされた大型サイズのホタテ(6日、尾岱沼漁港)

 根室海峡のけた引漁は6日、新年の操業を開始した。尾岱沼漁港に水揚げされた水揚量は180トン。共有海区・巽沖の初値は高値キロ485円。昨年と同様に高水準のスタートを切った。


掲載日:2016.01.01

オ海前年割れか/噴火湾2~3割減

 ことしのホタテ生産見通しを道漁連の大谷内優営業第一部長に聞いた。オホーツク海の水揚げは前年割れで、玉冷相場は輸出中心の高水準継続を示唆。噴火湾は2~3割減を予測し、ボイル生産量は最低でも1万トン以上を確保したい考え。


掲載日:2015.12.21

新貝、成育良好 稚貝へい死率は若干高め

 青森県陸奥湾の本年度秋季養殖ホタテ実態調査結果がまとまった。平成26年産貝(新貝)は成長、生残ともに良好。全湾平均の殻長は調査を始めた昭和60年以降2番目に大きく、全重量は過去最高となった。一方、27年産貝(稚貝)の成育は順調だがへい死率が若干高く、異常貝の割合は過去10年で2番目に高い値となっている。


掲載日:2015.12.14

オ海北部 8万4600トンで終漁

 オホーツク海北部のけた引漁が11月末で終漁した。4単協の水揚量は漁場造成を含め8万4600トン。修正計画を8%上回ったものの前年比44%減と大きく落ち込んだ。


掲載日:2015.12.14

紋別漁協のホタテ船 全13隻にAIS搭載

 紋別漁協ホタテ生産部会は今春、全13隻に簡易型船舶自動識別装置(AIS)を搭載した。部会としてはオホーツクで初めて。他船の動向把握とともに自船の存在を明確に伝える情報交換システムで、組合はもとよりホタテ船同士の情報共有が可能となった。けた引漁の安全操業に大きな役割を果たしている。


掲載日:2015.11.30

岩手県・広田湾のカキ、天然採苗で好付着

試験採苗器に付着した種苗(○印)

 岩手県広田湾で種ガキを安定的に生産できる可能性が出てきた。県水産技術センターの試験で8月、潮間帯の天然母貝が由来とみられる浮遊幼生を狙い、5日間でホタテ原盤1枚当たり平均50個弱の付着に成功した。成長抑制の経過も良好だ。
 同センター増養殖部は、付着結果について「想定の範囲。安定生産できるか、再現性を確認したい」(武蔵達也部長)と期待を高めている。成長抑制中の種ガキで来春から挟み込み試験も考えていきたいといい、県内で天然採苗から水揚げまでの養殖も注目される。


掲載日:2015.11.30

7000トン減の1万8000トン/湧別の来季計画

 湧別漁協は、けた引の来季計画量を明らかにした。現段階で2万トンを割り込む1万8千トンと大きく落ち込む見通し。雲津幸治常務は「今季に続いて、さらに厳しい水揚げが予想される」と気を引き締めている。
 来季の操業海区はB、E海区。今季同様、昨年末から1月にかけての大シケに伴う死滅が著しく今季修正計画の2万5千トンからさらに7千トンの減産を想定。着業者は「あくまで現時点の計画量。来季の操業までに大シケがないことを祈りたい」と悲痛な表情を浮かべる。


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