北海道定置青年研究会(皆川秀美会長=標津漁協)は今年創立30周年を迎え、19日、札幌市のホテルポールスター札幌で記念式典を開いた。会員をはじめ道、道増協など関係団体・研究機関の来賓ら50人が出席。節目を祝うとともに、北海道の基幹漁業・定置漁業の振興発展、次世代への継承に向け、若い力と情熱を結集し資源低迷などの逆境を切り開いていくことを確認し合った。
渡島噴火湾では、数軒の養殖漁家が耳づり作業を開始した。森漁協は2月頭から2軒が実施。新川地区の東淳一さん(福栄丸=6.6トン)は「遅い分散ほど成育が悪い。使える貝は6~7割」と心配している。
えりも漁協のスケソ刺網は終盤に入った。シケで出漁回数は伸びなかったが、日量が多く水揚量は昨年並みに届いている。浜値は出足にキロ130~120円と好値だったが、水子やヌケが主体の2月中旬以降は80円前後に落ち着いた。
2018年度から当面5カ年間の北海道水産業・漁村の振興施策の展開方向を示す「北海道水産業・漁村振興推進計画(第4期)」が固まった。漁業生産量の27年目標を126万トンに設定。すう勢は107万トンの予測で、増加傾向にあるイワシ・サバなどの操業体制構築、秋サケ・ホタテ・コンブの生産回復、増養殖など新たな生産体制づくりなどを進めて増大を図る。
ホタテ玉冷の消流は昨年末から輸出、内販ともに好調だ。輸出は米国向け主体に後半から予想以上の展開で1~2月も一定量の成約が見込まれる。一方内販は割安感と使いやすさから、量販店が年末商戦で売り場を拡大する場面も。大量在庫を抱える不安は解消され、関係者の多くは3000~4000トンの期末在庫とみている。
韓国中心の活輸出は、香港、中国も急増している。アジア圏の需要が拡大する一方、中国・大連で養殖されている日本種のへい死が一要因ともいわれている。
道信漁連(横内武久会長)は15日、札幌市の定山渓ビューホテルで、節目となる第50回記念マリンバンク推進委員全道大会を開いた。全道各地の同推進委員や青年・女性部員ら600人以上が参加。信用事業の充実・強化を確認、推進意欲を高めるとともに、活力ある浜を目指し交流を深めた。
砂原漁協の底建網は、スケソの水揚げが大幅に回復した。ほとんど漁がなかった昨季から一転し、今季は1700トンのTACを満度に水揚げ。着業者に笑顔が戻っている。