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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2026.04.27

稚内漁協タコ、盛漁期の好転願う


 稚内漁協のタコ漁はいさりと箱中心に操業し、ミズダコを漁獲。年々減少傾向にあり、低調な水揚げが続いている。いさり漁を手掛ける岡田慎平タコ部会長(第十八海琉)は「昨年は個人的にまるっきり駄目」と強調。例年9月ごろに開始し「一日で100キロくらい獲れればいいかなといった漁況。獲れる量は年々確実に減っている」と減産傾向を実感する。声問地区の細川三照さん(第十八金龍丸)も「漁が少なく、型も小さい」と嘆く。5~6月前半、8月の盆明けから11月半ばまでの2回に分けて操業しており「10年くらい前は盆明けに獲れていたが、ここ数年は夏前の方がある」と説明。一方、タコ箱漁は抜海地区と声問地区が中心。抜海地区の津嶋信幸さん(第三十八海津丸)は息子で抜海地区タコ函部会長を務める幸海さんとナマコけた引漁(3月15日~4月末)がない時期に水揚げしており「最近は盛漁期がなく、タコが入らなくなった」と吐露する。


掲載日:2026.04.27

えりも漁協オオズワイガニ昨年度18億6000万円に伸長

取扱高が伸長したオオズワイガニ(昨年9月、えりも港)


 えりも漁協のオオズワイガニは、昨年度(2025年4月~26年3月)の金額実績を前年度比43%増の18億6千万円に伸ばした。順調な水揚げが続き数量が11%増2100トンに増え、キロ平均単価も26%高860円に上昇したため。鮮魚の中では取扱高が最も多く主要魚種の一つに成長したが、着業者からは「徐々に獲れる漁場が狭くなっている」と懸念する声もあり、漁の持続化に向けて今後も資源管理に努めながら操業していく。


掲載日:2026.04.27

紋別のホッキけた漁獲ペース昨年以上


 紋別漁協のホッキ漁は日量平均1トン半と、昨年を上回る順調なペース。多い時は1隻400キロ近く揚げている。浜値は大がキロ600円台と好値だ。一方、昨年急減したエゾバカガイは水揚げしていない。


掲載日:2026.04.20

「鮮魚ボックス」直販伸長

ハッカクやタラ、ソイなどを詰め合わせた「鮮魚ボックス」の竹コース


 羅臼漁協で刺網を営む有限会社丸の野水産(野圭司代表)は、水揚げした魚を詰め合わせた「鮮魚ボックス」の直販が軌道に乗っている。低・未利用魚を中心に高級・大衆魚も扱い良質な魚だけを厳選。神経じめや活じめ(延髄切り)を施した鮮度の高さが売りで、産直ECサイトを通じて受注。道内外問わずリピーターが順調に増えるとともに、レビューの高評価が新規獲得にもつながり、昨年の売り上げは当初の3倍以上に伸長した。より珍しい魚だけを対象とした「へんな魚ボックス」も新たに展開するなど取り組みを深化させている。


掲載日:2026.04.20

海洋保全へ資源循環、多角的に連携 実践広がる-水産系廃棄物リサイクル特集


 海洋プラスチックごみの問題が深刻化し、その要因の一つとなっている漁網やロープなど使用済み漁具のリサイクルに取り組む動きが全国各地に広がっている。漁業者・漁協、廃棄物処理業者、製網会社、繊維会社、自治体などが連携。回収し、新たな漁網やロープ用原糸などへの再生、かばん・衣料品・文具・家具などへのアップサイクル、熱源利用といった展開が増えてきている。


掲載日:2026.04.20

「漁業者の協力あってこそ」-大水 インタビュー水産系廃棄物リサイクル特集


 使用済み漁網などのリサイクルを促進する団体「Re:ism(リズム、水産系プラスチック資材リサイクル推進協議会)」(会長・木下康太郎木下製網㈱社長)が発足した。これまでの「Team Re:ism(チーム・リズム)」の活動を大日本水産会が継承し、技術開発や消費者への認知向上も目的に、循環型社会の構築や環境負荷低減に注力する。「漁業者の協力なくして活動は成立しない。だからこそ負担をかけない取り組みにする」と大水の枝元真徹会長は語る。事業の展望を聞いた。


掲載日:2026.04.20

のし昆布、供給量少なく


 加工メーカーや手すき業者は、角切りのつくだ煮や塩吹き、おぼろなど昆布製品の原料として幅広く使われている「のし昆布」の仕入れに苦慮している。浜の高齢化・人手不足が慢性化する中、製品化に手間がかかることなどから生産量が減少しており、消費地業者は「これまで受け継がれてきた伝統の技術・食文化が失われていく」と危惧する。生産量を示す道水産物検査協会の格付実績によると、2025年度の渡島地区の「ま折促成」は159トン。減少傾向が続き、15年度実績(354トン)の45%まで減った。


掲載日:2026.04.20

庄野地区エゾバイ資源安定

資源が安定しているエゾバイツブ(4月15日、庶野漁港)


 えりも漁協庶野地区のエゾバイツブかご漁が20日に終漁した。前年に比べてイワシの影響が少なく資源も安定しており、ノルマを順調に消化した船も。中村洋一部会長は「規格外の小さいツブもいる」と話し今後の順調な成長に期待する。


掲載日:2026.04.20

紋別漁協毛ガニ、流氷出遅れ挽回の可能性大


 流氷の影響で出遅れた紋別漁協の毛ガニ漁は、のし1本当たり最高300キロと順調な水揚げ。主要漁場にはいまだ流氷が居座り、陸側と沙留、湧別境界付近での操業を強いられているが、神敏雄船団長は「出遅れた分を盛り返している」と好感触で、今後の挽回に期待している。浜値は中が高値を付けていたが、15日以降は大も上昇している。5隻が着業。3月23日にかご入れ、同月27日が初水揚げ。14日現在の漁獲量は14.7トンとなり、許容量(24.480トン)の60%を消化した。


掲載日:2026.04.20

浜中漁協 養殖ウニ 減産増額


 浜中漁協の養殖ウニは2025年度の取扱金額が前年度比17%増の4億2192万円(税抜き)と2年連続で過去最高額を更新した。数量は9%減36.2トン(殻付き出荷)で前年度を下回ったものの、キロ平均単価が28%高1万1655円に上昇。金額を押し上げた。浜中湾と琵琶瀬湾を養殖場に56軒が着業。円筒型養殖かごを使用し、1軒のし3本を上限にエゾバフンウニを稚ウニから出荷サイズまで育成している。出荷時期は例年9月から翌年5月まで。


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