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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2022.04.11

大津エゾバイ11日に初日

大津漁港で実施したかごの餌付けなどの準備作業(4月5日)


 大津漁協のエゾバイツブかご漁が11日に初水揚げを迎える予定だ。エゾバイツブ篭部会の川村和也部会長は「赤潮が水揚げに与える影響が気になる」と話し、資源動向を注視している。


掲載日:2022.04.11

脱フロン自然冷媒フリーザー導入-丸久水産紋別工場-

スチールベルトフリーザー「NeWTon」


 雄武町の丸久水産株式会社(小谷康一社長、電話0158・84・4004)は、紋別工場の急速凍結連続式フリーザーを省エネ型自然冷媒機器搭載の機種・スチールベルトフリーザー「NeWTon」(株式会社前川製作所製)に更新した。ホタテ玉冷の製造で国が進める脱フロン・低炭素社会の実現に対応。凍結工程の高効率化で生産・供給の安定、品質向上につなげていく。


掲載日:2022.04.11

コンブ格付実績過去最低1万2816トン


 道水産物検査協会がまとめた2021年度の道産コンブ格付実績は、前年度比0.4%減の1万2816トンとなり、3年連続で過去最低を更新した。減産傾向が続き、ピークの1989年と比べて6割減に低迷。過去10年(11~20年)平均比でも16%減となった。


掲載日:2022.04.11

オ海4単協日産100トン台の水揚げ

ホタテの荷揚げ(3月29日、常呂漁港)


 オホーツク海沿岸の漁場造成は宗谷、猿払村、紋別、常呂が100トン台の水揚げ。稚貝放流は日本海産が4月頭に始まったものの、長引くシケの影響で各単協とも数回程度。一方歩留まり、アソートは昨年より高く、キロ100円台前半と堅調だ。


掲載日:2022.04.11

ニシン日本海産少なく堅調

成熟し卸値が下がった道東産ニシン


 北海道産ニシンは主力の石狩・後志の日本海産の入荷が少なく卸値がキロ400円台中盤を維持している。一方、水氷で梱包(こんぽう)されている刺身向け中心の道東産は卵巣・精巣が成熟し腹身が薄くなり引き合いが弱まった。卸値もこれまでの半値近くの400円台まで落ち込んでいる。


掲載日:2022.04.04

「まちの魚屋」ネットで体現


 鵡川漁協の直営水産物直売所「いちうろこ」で1月下旬から始動したバーチャル店舗。道内漁協では初の試みで、当日店頭に並ぶ獲れたての鮮魚を実店舗と同じような感覚でショッピングできるのが好評。ネット関連の知識に精通する指導事業部の安堵城(あんどじょう)真さん(38)、小林佳樹さん(31)が市場業務などの合間を縫って、試行錯誤を重ねながらバーチャル店舗を完成させた。


掲載日:2022.04.04

キングサーモン天然魚精子凍結に成果


 一般財団法人函館国際水産・海洋都市推進機構調査・研究部門の安部智貴氏は、函館市の委託事業であるキングサーモン養殖に向けた取り組みについて説明。2021年度は天然魚で受精能力を有した凍結精子を得られたほか、北大飼育魚で人工授精により次世代の作出に成功したことを報告。今後の課題に稚魚の飼育条件の検討などを挙げた。


掲載日:2022.04.04

外遊資源目標2800万尾、地域に適した取り組み推進


 道水産林務部は、2022年度から5カ年を推進期間とする「北海道さけ・ます人工ふ化放流計画中期策定方針」の改正案をまとめ、3月24日に札幌市で開かれた道連合海区で示した。近年2千万尾を下回る水準に低下しているシロサケ(秋サケ)は油脂添加餌料の給餌や、地域に適した放流サイズ・放流適期の見直しなど調査研究の実証結果を踏まえ、稚魚の生残向上への取り組みを実施する。


掲載日:2022.04.04

湧別ニシン出足順調

好値を付けているニシン(3月29日、登栄床地区)


 湧別漁協のニシン刺網が昨年に続き順調なスタートを切った。3月末時点の水揚げは、1軒当たり日量500キロ~1トン前後、サイズは大・中主体と良型が占めている。一方、浜値はオス・メス込みでキロ200円台後半の好値発進。3月後半から300円台と堅調に推移している。


掲載日:2022.04.04

道産コンブ格付実績累計1万2816トン


 道水産物検査協会がまとめた道産コンブ格付実績は、3月単月が前年同月比4%減の479トンにとどまり、2021年度累計で過去最低だった前年度を0.4%(57トン)下回る1万2816トンに落ち込んだ。減り幅こそ2年続けて微減だが、3年連続での過去最低更新となった。


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