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新聞記事

一般向け一覧

掲載日:2019.12.02

札幌市の丸一大西食品 道産魚 刺身で拡販

凍ったまま盛り付けできる道産の冷凍刺身商材。豊富なアイテムでニーズに対応


 札幌市の水産品・冷凍食品卸、丸一大西食品株式会社(渡邉直彦社長、電話011・641・8180)は、北海道産魚介類の刺身商材を拡充している。特殊冷凍技術を活用したワンフローズンで、フィレーからロイン、刺身盛り用のカット済みまで対応。量販店や居酒屋などの人手不足対策などに商品提案している。


掲載日:2019.12.02

東信水産 青森フェア盛況

小川原湖産シジミ(左)と中泊産メバル。「んめぇ青森」のロゴを付けて並べた


 首都圏を中心に生鮮魚介専門店を展開する東信水産株式会社は青森県との連携を強化している。その一環で11月20~26日の期間で、旬の県産魚介類を提供する限定企画を全29店舗で開催。24日には東京都杉並区の荻窪総本店に三村申吾青森県知事、濱舘豊光中泊町長、小川原湖漁協の濱田正隆組合長がPRに来店。マグロ解体ショーやシジミのつかみ取りも体感できるなど青森産品を見て、触れ、楽しめるようなイベントを繰り広げた。


掲載日:2019.11.25

羅臼町のりとも朝倉商店 ホタテ節で商品開発

生殖巣を原料に開発した「ホタテ節」。原体、粉末など要望に応じた形態で提供する


 羅臼町の株式会社のりとも朝倉商店(朝倉奉文社長、電話0153・88・2303)は、ホタテの生殖巣(卵巣、精巣)を原料に開発した「ホタテ節」を活用した商品開発に取り組んでいる。食品・調味料メーカーとタイアップ。今年度内の完成を予定しており、活用事例の創出で北海道発の新たな「だし」素材として普及を目指す。


掲載日:2019.11.25

あおもりの肴チーム 「魚愛」内外に発信


 青森県が立ち上げた「あおもりの肴(さかな)チーム」が、県産水産物のPR活動を活発化させている。青森で獲れる旬の魚介を使った解体ショーなどに加え、人気ユーチューバーと共同で作ったアイデア満載の動画配信もスタート。さまざまな手法で、県民の「魚愛」を内外に発信する。「人と人がつなぐ、あおもりの旨(うま)いを届けたい」―。その一心で活動する。


掲載日:2019.11.25

カキ需要期到来 ブランド力で勝負


 近年、ブランド力の強化を図り消費拡大を目指すカキ生産地。宮城県は水産養殖管理協議会(ASC)の国際認証取得を前面に安全・安心な生食用むきカキを訴求。北海道では本州への販路開拓に可能性を見いだし認知度を高めている。宮城・北海道の新たな展開方策や消流を展望する。


掲載日:2019.11.18

釧路管内シシャモ出足低調

今後の水揚げ挽回に期待がかかるシシャモ(11日、白糠漁港)


 釧路管内のシシャモ漁は低調な出足となった。日量が伸びず、シケも重なり操業日数は昨年を下回っており、15日現在の水揚げ数量は、白糠漁協が前年同期比53%減、釧路3単協(釧路市、釧路市東部、昆布森)は同51%減。魚体組成はばらつき。浜値は昨年に比べ高値で推移している。着業者は「まだ漁場に群れがいない。水揚げのピークはもう少し先になりそう」と見込み、今後の挽回を目指す。


掲載日:2019.11.18

コープさっぽろで恒例の昆布販促実施

各種昆布製品を売り込んだ店頭販促


 釧路昆布普及協議会(山﨑貞夫会長)は9、10の両日、コープさっぽろで毎年恒例の店頭販促を実施した。同協議会を組織する道漁連釧路支店や生産漁協、市町の職員8人が「釧路の食べる昆布」を前面に試食やパンフレットを手渡しながらPR、各種昆布製品を売り込んだ。


掲載日:2019.11.18

「枝幸ほたて」地域団体商標登録を申請

シール付きの商品パッケージ


 枝幸漁協と枝幸水産加工協(19社)は、「枝幸ほたて」を地域団体商標登録に申請した。枝幸産ホタテのブランド力を高め、国内外の販路拡大につなげるのが狙い。商品パッケージにシールを貼ったり町内外イベントでのぼりを掲げ周知している。特許庁が2006年に創設した地域団体商標制度は、昨年末時点で645件が登録。北海道35件のうち水産食品は5件。2月末現在でホタテは登録されていない。「枝幸ほたて」は11月上旬に申請しており、登録までに1年ほどかかる見通し。


掲載日:2019.11.18

10月末現在スルメイカ57%減

11月に入り定置でまとまった羅臼のスルメイカ


 漁業情報サービスセンターがまとめた10月末現在のスルメイカ(生)水揚げ状況によると、主要市場(26カ所)合計が3113トンで前年同期比57%減と低調に推移している。単価は同32%高のキロ667円と高値に付いている。


掲載日:2019.11.18

東北3県秋サケ不漁、7割減


 青森、岩手、宮城の東北3県の秋サケ漁が厳しい中で中盤入り。10月末時点で各県がまとめた累計漁獲量によると、3県の合計は1186トンで前年同期の3割弱。まとまった水揚げもほとんど見られない状況だ。地球温暖化に伴う海水温上昇の影響などが考えられる。
 青森県沿岸の漁獲量は前年同期比68%減の累計269トン。海域別でも太平洋側191トン(同70%減)、津軽海峡56トン(同58%減)、日本海側21トン(同60%減)と軒並み減少している。


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