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新聞記事

一般向け一覧

掲載日:2024.07.29

ギフト照準、内外兼備。サケとば・ジャーキー進化系

円筒容器入りの新ブランドアイテム


 留萌市の株式会社ヤマニ野口水産(小野寺正司社長、電話0164・42・1127)は、主力・珍味の商品展開で新ブランド「RUMOY」(留萌)を立ち上げた。ギフトにも照準を合わせ、風味や食感の中身に加え、斬新なパッケージ、高級感のあるデザインなど見栄えも重視。サケのとば、ジャーキーの5アイテムをそろえ、珍味・つまみの新たな需要層の獲得に取り組んでいる。


掲載日:2024.07.29

鍋つゆ参入“魚に強い”前面に-極洋-


 株式会社極洋は2024年秋の新商品として、市販用商品8品、業務用商品38品の合計46品を9月1日から順次発表する。外食では人手不足対応、家庭ではタイムパフォーマンスや本格的な食品を求められており、「かんたん・本格!こだわりプラス!」をテーマに商品を開発した。市販用では同社初となる「鍋つゆ」市場に参入する。


掲載日:2024.07.22

石巻市、地元産カキ味わって

(上)7月12日にオープンした「オイスターキング」(下)直売所では自社加工品や能登応援商品などを販売


 水産加工の株式会社マルシュウフーズ(宮城県石巻市、吉田秀樹社長)は12日、手ぶらで地元産カキなどの海鮮バーベキュー(BBQ)を楽しめる飲食施設「オイスターキング」を同市築山にオープンした。定食や丼物といったフードメニューも豊富に用意し、ランチ需要の取り込みも目指す。年間売り上げ目標は5千万円。にぎわいの創出や水産業の活性化につなげる。


掲載日:2024.07.22

調味と食感に工夫

「根室産ホヤ酢味噌和え」


 水産加工卸・販売を手掛ける根室市のマルナカイチ杉山水産株式会社(島孝治社長、電話0153・22・3463)は、根室産のホタテ、タコ、ホヤの3種で「酢味噌和え」を販売展開している。「酢みそは日本人に好まれる定番の味。また食べたいと思っていただける味を目指した」と島社長。3年前の発売以来、リピーターも獲得し、おかずや酒のつまみにも合う一品として好評を得ている。


掲載日:2024.07.15

供給体制、再構築へ-ホタテ特集-

玉冷加工前の貝柱


 中国の水産物輸入停止措置に伴い、ホタテの流通環境は国内外で大きな影響を受けた。海外輸出は北米に加え第三国での保水加工を目的に東南アジア諸国への流通が拡大している。一方、国内では昨年後半の消費応援ムードを背景に量販店や業務筋、ふるさと納税、ECサイト向けの引き合いが増加。各種製品の消化が急速に進んだ。国内を軸に新規販路を獲得した函館市のきゅういちや、保水の国内加工で輸出拡大を目指す極洋、第三国加工で内販を強化するフーディソンなど、供給体制の再構築に向けた動きが加速している。


掲載日:2024.07.15

宮城県産アカエイ活用、漬け商品2種発売へ

優しい甘みの「金山寺みそ」など新商品2種


 水産加工のマルサン松並商店株式会社(宮城県塩竈市、松並理恵社長、電話022・367・3003)は、塩竈や七ケ浜町で水揚げされた県産の未利用魚アカエイの漬け商品を開発した。「バター香草」と「金山寺みそ」の2種類。淡白でくせのない白身を生かした。豊富なコラーゲンも魅力といい、女性をメインターゲットに、県内の量販店などで売り出す計画だ。


掲載日:2024.07.15

ベトナム加工の道産ホタテ販促-フーディソン-


 飲食店向け生鮮品EC「魚ポチ」や鮮魚店「サカナバッカ」を運営する株式会社フーディソン(東京都)は今春、ベトナムで殻むき加工した道産ホタテを販促した。原料調達や海外輸送、現地加工のノウハウがある企業らと協業し、高品質な商品開発が実現。販売ルートが確立している同社が先導することで、継続的な取り組みとなる機会を創出している。


掲載日:2024.07.08

オーナー数3倍増、過去最高・道内需要も加速


 別海漁協所属の北翔丸水産(相馬祥吾代表)が2022年から取り組むクリガニのかごオーナー制が好評を博している。3年目の今シーズンは道内を中心に注文が増加し、オーナーの数は22年実績の3倍以上となる1500口数に伸長。過去最高の注文数を獲得している。


掲載日:2024.07.08

余さず食べきるプロジェクト

「コンフィ」を活用したシチリア風パスタ(左)と和風ビビンバ、奥にはそれぞれの商品パッケージ


 安全性に配慮した食品・食材を販売するオイシックス・ラ・大地株式会社は回転ずし大手の「スシロー」と初コラボでミールキットの販売を始めた。目利き食材を食べ切るプロジェクト(PJ)を立ち上げ、にぎりずしのたねにならない部位の新たな活用方法を見いだした。これまで未活用食材を多く“アップサイクル”してきた同社と、厳選された目利き力と食材を余すことなく使うスシローの思いが共鳴した。第1弾は「おおばちまぐろ(厳選めばち鮪など)」の加工時に発生する「わかれ身」という部位に注目、低温のオイルでじっくりうま味を余さず加熱する「コンフィ」にすることでコラボメニューを完成させた。


掲載日:2024.07.01

湧別産ホタテ、Q・B・Bベビーチーズ採用で認知度アップ

湧別漁協公認を強調させたポップ


 Q・B・Bベビーチーズを製造販売する六甲バター株式会社(神戸市)は、新企画・日本の名産ベビーチーズシリーズで湧別産ホタテを使った「北海道産ホタテ入りバター醤油仕立て」を製品化した。こだわりの原料に付加価値を訴求する「ご褒美気分」の商品として開発。原料を提供する湧別漁協オホーツク湧鮮館の小熊篤直販部長は「湧別のホタテ生産に興味を示してくれた。全国に湧別産をPRしてほしい」と期待する。3月から全国の主要な量販店で販売を開始している。


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