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掲載日:2026.05.04

「真昆布出汁味」旗印、特産・地域再興へコラボ進展

極UMAMI美人」を使った商品群


 函館市の合同会社EGAO(電話050・8880・9145)が自社開発の昆布万能調味料を基盤に取り組む「函館産真昆布出汁(だし)味(以下・真昆布出汁味)」の食品プロデュースが脚光を浴びてきている。今年に入って菓子や水産珍味の地元メーカーとのコラボ商品が相次いで誕生。「真昆布出汁味」の認知・地位確立で商機拡大や付加価値創出、地域活性化につなぐ食の展開に向け、近くキッチンカーでのから揚げ販売にも乗り出す。昆布万能調味料は真昆布・根昆布・がごめ昆布・ダルス・アカモクの函館産海藻5種のうま味を濃縮した「極UMAMI美人」。2021年に発売した。


掲載日:2026.05.04

活じめヒラメ高値、引き合い強く、荷動き活発-東京都・豊洲市場-

身質の良い活じめヒラメの北海道産(上)と秋田県産


 東京都・豊洲市場の活じめヒラメ消流は、相場が前年を大幅に上回る高値水準を形成している。ただ、身の厚い良質なロットが多く、飲食店などの買い気は衰えず、活発な取引が続いている。相場は4月下旬に入って一段高となり、キロ1200円前後で推移している。前年同期の900~800円台を大幅に上回る。仲卸業者は「食料品全般の値上げが続く中、水産物も例外ではない」と話す。


掲載日:2026.05.04

前年比4%減9万1554トン、NPFC採択対応-水産庁 2026年サンマTAC案提示-


 水産庁は4月28日に東京都内で開いた2026年漁期のサンマTAC設定に関する意見交換会で、前年比4%減の9万1554トンとする案を示した。4月に開催された北太平洋漁業委員会(NPFC)の年次会合で公海と日ロ200カイリ水域内の漁獲上限を昨年から5%削減することを含む保存管理措置が採択されたことに対応した。


掲載日:2026.05.04

水産庁が対策会議、海保、生産者らに賠償表明-塩釜・重油流出-


 宮城県塩竈市で3月、停泊していた宮城海上保安部の巡視船から重油が流出した問題で、水産庁は4月28日にタスクフォース(緊急の横断的な対策本部)を立ち上げた。2日前に鈴木憲和農水相が現地を視察し、生産者から「行政機関による連携した対応を」との要請を受けており、本部は農水省や環境省など複数の機関で構成。海上保安庁が生産者らに被害を賠償する方針を示すなど、今後の方向性について協議した。


掲載日:2026.05.04

宮古漁協、トラウト出荷初日6トン、いけす増やし今季300トン計画

今季水揚げが始まった宮古トラウトサーモン(4月30日)


 岩手県の宮古漁協(山根秀幸組合長)が養殖する「宮古トラウトサーモン」の今季出荷が4月28日に始まった。初日は前年の倍となる6.3トン(約3千尾)を水揚げした。秋サケなど主要魚種の減少を打開すべく2019年にスタートし今年で7季目。いけすを1基増設し、計6基で前年実績(225トン)の3割増となる300トンの生産を計画する。増産と安定供給により、ブランド認知の一層の向上を図る。


掲載日:2026.05.04

稚内漁協ウニたもコンブ少なく、身入り不調


 稚内漁協のウニたも採り漁は4月1日にノナ採りが解禁した(声問地区は5月の連休明け)。序盤の漁況に対し、着業者は「例年に比べてコンブが極端に少なく、身入りも芳しくない」と強調。盛漁期となる6月以降の身入り向上に望みをつなぐ。


掲載日:2026.04.27

玉冷輸出、組成に注目、米国需要陰り、正念場の年-ホタテ2026年消流-


 ホタテ玉冷の2026年度消流は、引き続き輸出主導とみられるが、オホーツク海の組成が小型となれば需給バランスを不安視する関係者は少なくない。米国は保水加工向けの日本産玉冷需要が大型サイズの減少、製品高によって減退。ベトナムなど第三国経由の保水加工製品も吸い込みが弱い。すしマーケットなど外食系から小型に一定の引き合いは見込めるが、複数の関係者は「米国需要に陰りが見える」と指摘しており、新シーズンもオホーツク海の組成に注目が集まっている。


掲載日:2026.04.27

凍結装置の認証制度、選定時のミスマッチ解消へ-製氷・冷凍・冷蔵技術特集-


 食品用凍結装置の性能を科学的・客観的に評価する認証制度が始まった。ユーザーが科学的根拠で装置の選択が可能となり、装置メーカーとユーザー間のミスマッチの解消を狙う。冷凍食品産業全体の品質・技術向上にもつなげられ、優れた商品の誕生を後押し。その恩恵は冷凍食品を口にする消費者にも還元されるものと期待される。


掲載日:2026.04.27

昆布巻作り節目の50年、普及に重点 食文化継承


 札幌市内で昆布巻き中心の専門店「札幌こんぶ屋」を営み、2023年に故郷のえりも町庶野地区に拠点を移し「昆布巻研究所」を開設した桑折廣幸さんは、「昆布を食べる後継者をつくる」を信条に昆布巻きを作り続け今年で50年の節目を迎えた。製造販売の傍ら昆布を通じた慈善活動や講演も精力的に行い「あっという間の50年だった」と回顧。「今後もできる限り続け商売より普及に重点を置いて昆布巻き文化を守っていきたい」と力を込める。


掲載日:2026.04.27

稚内漁協タコ、盛漁期の好転願う


 稚内漁協のタコ漁はいさりと箱中心に操業し、ミズダコを漁獲。年々減少傾向にあり、低調な水揚げが続いている。いさり漁を手掛ける岡田慎平タコ部会長(第十八海琉)は「昨年は個人的にまるっきり駄目」と強調。例年9月ごろに開始し「一日で100キロくらい獲れればいいかなといった漁況。獲れる量は年々確実に減っている」と減産傾向を実感する。声問地区の細川三照さん(第十八金龍丸)も「漁が少なく、型も小さい」と嘆く。5~6月前半、8月の盆明けから11月半ばまでの2回に分けて操業しており「10年くらい前は盆明けに獲れていたが、ここ数年は夏前の方がある」と説明。一方、タコ箱漁は抜海地区と声問地区が中心。抜海地区の津嶋信幸さん(第三十八海津丸)は息子で抜海地区タコ函部会長を務める幸海さんとナマコけた引漁(3月15日~4月末)がない時期に水揚げしており「最近は盛漁期がなく、タコが入らなくなった」と吐露する。


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