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掲載日:2022.12.05

オ海ホタテ11月後半に5単協終漁


 オホーツク海沿岸の11月末水揚量は、前年同期比2%減の32万1562トン。同月後半に枝幸、雄武、沙留、紋別、網走漁協が操業を終え、湧別、佐呂間、常呂を除く9単協が終漁した。紋別は4万トンを超え過去2番目の水揚げ、雄武は2万2千トン台に伸ばし過去最高。常呂も4万トンを超えた。


掲載日:2022.12.05

根室湾中部養殖カキ実入りにばらつき

出荷が始まったカキ(11月30日)


 根室湾中部漁協の養殖カキは冬の出荷が始まったが、身入りは着業者間でばらつきがある状況。へい死も発生し昨年を大幅に下回る生産を見込む漁家もある。


掲載日:2022.12.05

岩手アワビ個体数少なく


 岩手県産アワビの2022年度第1期(11月分)水揚量は前年同期比33.7%減の34.4トンにとどまった。事前入札会で示された予定数量と比べると72.3%減。近年では餌の海藻類が豊富で身入りは良かったが、依然として個体数の減少傾向が続く。2~3月に冷水が停滞した影響でコンブの繁茂が比較的良く好漁が期待されたが、個体数は東日本大震災の津波による稚貝の流出や放流数の減少、磯焼けの深刻化などで回復していないとみられる。県によると、藻場面積は震災前の3280ヘクタールから1446服タール(20年)に半減している。


掲載日:2022.12.05

「株式会社ニッスイ」に-食の新たな可能性を追求-


 日本水産株式会社は1日、「株式会社ニッスイ(英文:Nissui Corporation)」に社名変更(商号変更)した。新たなミッションのもと世界中のニッスイグループ企業とともに「食」の新たな可能性を追求するにあたり、水産という特定の事業を表現した商号から、長年消費者に育んでもらった呼称である“ニッスイ”を新商号とした。


掲載日:2022.12.05

オオズワイ、ブランド展開-森町砂原のハマグチ-

北森ブランドのオオズワイガニ


 鮮魚介類・水産加工品販売を手掛ける森町砂原の魚匠株式会社ハマグチ(濱口聡社長、電話01374・8・4522)は、前浜で水揚げされる良質なオオズワイガニを「北森」(ほくしん)と名付け、今年9月からブランド展開している。東京・豊洲市場では「身入りも味も良く日本海のズワイガニに引けを取らない」と評価が高い。


掲載日:2022.12.05

毛ガニ昨年産在庫足かせ

札幌市場の冷凍品市況が1~11月累計でキロ平均単価6%安5009円の毛ガニ


 毛ガニは北海道産が依然2千トン割れの供給水準ながら2年連続の増産となっている。浜値は増枠の主産地・オホーツク海が前年比1割安。一方、消流は一部サイズで昨年産の在庫を抱え、冷凍品の荷動きが低調。タラバ、ズワイの下落が波及し、相場も不透明感が漂っており、年末需要期の消費動向が行方を握っている。


掲載日:2022.11.28

雄島管内スケソ低調25%減1643トン

スケソの網外し作業(11月21日、臼尻漁港)


 渡島噴火湾のスケソ刺網は群れが薄く、水揚げが伸び悩んでいる。着業船の漁獲格差が目立ち、日量変動も激しい漁模様。操業は水深400メートル前後と深み。浜では今後の水温低下による陸寄りでの群れ形成に期待をかけている。一方浜値は、減産推移に加え、海外すり身原料の品薄感などから、卵が未成熟なガム子が多い状況下で高値を形成。卵熟度が増す12月は100円台の半ばから後半が常態化するとの見方が出ている。


掲載日:2022.11.28

プロキシマー、アトラン陸上養殖開始

「ふ化・幼魚場」棟内の、2~100グラムまで育てる直径7メートルの水槽


 ノルウェー・プロキシマーシーフード社の日本法人・プロキシマー社(ヨアキム・ニールセンCEO)は、富士山麓に位置する静岡県駿東郡小山町に建設を進めている日本最大級となるアトランティックサーモンの閉鎖循環式陸上養殖施設の一部施設が完成し、10月末から運用を開始した。2023年中ごろに施設全体が完成予定。初出荷は24年中ごろを見込む。フル稼働で年間5300トンの生産を目指す。


掲載日:2022.11.28

水産庁、海業振興モデル地区を募集


 水産庁は、豊かな自然や漁村ならではの地域資源の価値や魅力を活用して所得機会の増大を図る「海業(うみぎょう)」の振興に向け、モデル形成に取り組む地区の募集を開始した。漁村の人口減少や高齢化など地域の活力が低下する中、地域のにぎわいや所得と雇用を生み出していく必要があるため、海業振興の先行事例を創出して広く普及を図り、漁村の活力を向上させるのを狙いとしている。


掲載日:2022.11.28

ミツイシを種付け-えさん漁協日浦の養殖-


 えさん漁協日浦地区の養殖コンブは今秋、5年ぶりにミツイシの種を付けた。選葉基準が簡略化されたことなどが背景。来夏は主力の促成マコンブとミツイシ両品種を水揚げする。


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