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新聞記事

水産業向け一覧

掲載日:2018.06.04

植樹運動30周年 100年へ思い新たに

 「100年かけて100年前の自然の浜を」を合言葉に道女性連を中心に全道各浜で取り組む「お魚殖やす植樹運動」で、道漁連は5月30日、当別町の道民の森内で恒例の植樹行事を行った。1988年に始まった同運動は今年度で30周年。また、今年は北海道命名150年。両節目を祝って、アカエゾマツとエゾヤマザクラも計6本を記念植樹した。


掲載日:2018.06.04

えりも漁協えりも岬地区女性部  産直交流の実働担う

 えりも漁協えりも岬地区女性部(川﨑尚子部長)は、漁協が取り組むパルシステム生活協同組合連合会との交流事業の実働を担っている。現場体験や懇談などを通し、首都圏の消費者にコンブを中心に地場産の魅力や浜の思いを発信。3月に東京都で開催された第23回全国青年・女性漁業者交流大会では販売実績に結び付く成果を得ていることが評価され、農林中央金庫理事長賞を受賞。活動に弾みを付けている。


掲載日:2018.06.04

ホタテ水揚げストップ 三陸で貝毒猛威(下)

 三陸沿岸でまひ性貝毒が猛威を振るい、宮城県ではホタテへの影響が深刻だ。5月30日現在、生産海域全てで出荷自主規制が続き、生玉加工向けも含め全く水揚げできない。規制はかつてないほど広域、長期化。貝毒原因プランクトンが各海域に流入した可能性が挙げられる。成長により需要の高いサイズを超えたり、水温が高まる夏場の死滅が心配される。


掲載日:2018.06.04

日本海イカ釣り 石川~山形上向き1万7000箱

新潟市場に水揚げされたスルメイカの競り(5月31日)

 ハシリ不漁の石川~山形4県の釣りスルメイカは5月31日、水揚げが約1万7000箱と上向いた。金沢市場で8日ぶり2回目の6000箱超となったほか、酒田5300箱、岩船1200箱、佐渡1300箱といずれも今季最高、新潟港でも1900箱に上った。酒田~新潟入港船は酒田南西沖の「カマ」漁場で1隻平均150~200箱前後とまとまり、30尾3~4割、バラ6~7割。北上群先端は飛島沖とみられる。


掲載日:2018.05.28

アフリカ減産で道産タコ高騰

 北海道産タコの浜値が高騰している。ミズダコ主産地の日本海、オホーツクなど水揚げは平年並みに順調だが、アフリカダコが減産や欧州など他国需要で品薄高値。業務筋中心に原料調達が道産に切り替わり、商社筋が産地に買いに入るなど代替需要が強まっている。アフリカは夏漁も搬入量の急回復は見込めず、年末需要期に向けて製品相場を含め高値継続の様相。消費低迷のリスクも抱えている。


掲載日:2018.05.28

トキ、ブランド化着々マスも活じめ出荷開始

地域ブランド先導役の活じめトキサケ

 斜里第一、ウトロの両漁協は春定置で2年目となる統一規格出荷に取り組んでいる。トキサケは良型の活じめと野じめの2種類。今季からサクラマスの活じめ基準も設定し、斜里第一が試験的に先行着手した。また、斜里町、観光業界などが連動し、15年連続水揚げ日本一を前面に「サケ日本一のまちPR事業」に乗り出し、生産者が口火を切った地域ブランドの確立、サケの消費拡大などを盛り上げていく。


掲載日:2018.05.28

イカ代替 米飯総菜投入

北海道産を前面に打ち出した米飯総菜

 函館市のいかめしメーカー・(有)山徳食品(山本慎一社長、電話0138・22・8755)は、水産具材、米とも北海道産の米飯総菜を新たに打ち出した。「秋刀魚めし」「帆立めし」「鮭めし」の3品。主力原料・スルメイカの品薄高騰を受け、代替原料の商品展開で考案。各種販路に売り込んで活路を開いていく。


掲載日:2018.05.28

オ海北部、順調に水揚げ開始

宗谷漁協の水揚げ作業。現在は日産350トン程度(22日、宗谷港)

 オホーツク海北部の本操業は4単協(宗谷、猿払村、頓別、枝幸漁協)ともシケの影響を受けず順調な水揚げを始めた。今季最高計画量を見込む猿払村は日産約400トン程度。値決めは3単協で実施されキロ120円前後でスタートしている。


掲載日:2018.05.28

漁船・水産用LED灯、上手な選び方・使い方

 漁船の船灯のLED化が急速に進んでいる。漁船にはサーチライト、デッキライトなどさまざまな照明器具が搭載されているが、省エネ性といったLEDの評価に加え、激しい振動や塩害に耐えノイズを発生させない専用ライトが登場しているため。魚市場や加工場といった陸上の大空間施設でのLED化も着実に進んでいる。ただ、「長寿命」というイメージだけが先行し、それに伴う行き違いが生じることを懸念する声も。紙面では、先行導入事例や、上手に選び、使うことで安全性の確保にもつなげた実績を紹介する。


掲載日:2018.05.28

ヒジキ養殖「大成功」/志津川青年部

 宮城県漁協志津川支所青年部は7日、昨年12月スタートの試験養殖のヒジキを収穫した。最大で1メートル以上に生育し、加工原料としても問題ないとの評価を得た。養殖事業化に可能性が開け、収益性や人工採苗を検討していく。
 試験養殖は志津川湾内の天然ヒジキを座(仮根)ごと採取し使った。ロープに挟み込んだ上で青年部の延縄式養殖施設の幹縄に巻き付けた。3本並ぶ幹縄の両側でワカメを試験し、真ん中でヒジキを育てた。


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