噴火湾の毛ガニ漁が18日に始まった。いぶり噴火湾漁協は序盤、漁場の見極めが難しく船間格差が見られ、日量1隻100~300キロ前後の水揚げ。一方浜値は大が高値キロ5千円台、中が4千円台中盤と堅調にスタートしたが、回数を重ね主体の中がやや下げ基調で推移している。
青森県三沢市の特産品「三沢昼いか」が、特許庁の「地域団体商標」に登録された。市漁協(門上馨組合長)は登録を弾みに一層のブランド化を図り、首都圏や関西などで販路を拡大していきたいとしている。
東京・豊洲市場の業者でつくる豊洲市場協会(伊藤裕康会長)は、市場内従事者を対象とする職域接種の準備を7月上旬をめどに進めており、ワクチンの入手状況に応じて接種を開始する。約8000人の接種を想定。伊藤会長は「安心してお客さまに来ていただける市場流通を一日も早く取り戻すため実施する。オール豊洲市場の一本化で臨むため、今回の職域接種に踏み切る」と話している。
標津町と標津漁協でつくる標津町栽培漁業協議会は新資源付加価値向上事業の一環で今春、ニシンの卵をコンブに付着させた「子持ち昆布」の試験調査を実施した。4月17日に野付半島沿岸の小定置の金庫網で行った試験では卵の付着を確認できた。
羅臼漁協のホッケ春漁は4月のハシリから好漁で推移し、16日現在で前年同期の約9.6倍の2405トン。昨年1年間の水揚量が北方四島周辺水域で実施される安全操業の漁獲分を合わせて1512トン。6月に入り日量が切れたものの、春漁の段階で昨年実績を大幅に上回る「想像以上の大漁」(着業者)となり、浜は活気付いた。
昆布森漁協仙鳳趾地区のホッカイシマエビかご漁は、出足低調だった後上向き基調に転じた。中サイズ主体の組成。着業者は「これからが本番」と話し、今後の盛漁に期待を込める。
斜里第一、ウトロ両漁協の春定置はサクラマスが出足中心にまとまった一方、トキサケが不振だった昨年を下回る水揚げで終盤を迎えている。ニシン、ホッケ、スケソなど他魚種も低調だった昨年よりは獲れているものの、浜値は安値基調。漁場差もあり、盛り上がりに欠いている。
道漁協系統・関係団体は6月16~18日、札幌市の第一・第二水産ビルで通常総会を開き、2020年度事業報告と21年度事業計画を承認した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令中のため、書面決議。全道組合長会議では「次世代に引き継ぐ、持続可能な『北海道スタイルの漁業』確立」を目指し、新型コロナに係る緊急対策の拡充強化の特別決議と、福島第一原発の処理水処分対策、漁業実態に即した水産政策の改革実現と資源回復・増大対策の拡充、漁場環境対策の推進など3項目の通常決議を採択。国や道などに早期実現を要請する。
道漁業共済組合(福原正純組合長)は2021年度の共済加入計画を共済金額で1470億円に設定。国の政策目標「漁業生産の9割が漁業収入安定対策に加入」に向け、引き続き、未加入の主要漁業・養殖業への加入推進などに取り組んで「ぎょさい・積立ぷらす」の浸透を図る。
道信漁連(深山和彦会長)は、コロナ禍の影響を受けた漁業者などへの金融支援を継続するとともに、水産政策に基づく新たな設備投資の情報収集の実施で資金需要を的確に把握し、浜のニーズに対応した融資に努める。また、漁業・金融環境を踏まえた次期中期計画(22年度から3カ年)の策定に着手する。