船泊漁協(大石康雄組合長)が建設を進めていた「鮮魚凍結施設」がこのほど完成した。凍結能力を1.6倍に増強。既存施設と合わせて日量50トン程度のホッケの水揚げに対応できる体制を整えた。冷凍品質の安定・向上を図り、ブランド力の強化につなげていく。
噴火湾のエビかご秋漁が始まった。序盤はボタンエビの入る場所が少なく、渡島3単協(砂原・森・落部漁協)とも好漁場に集中し船間格差が開いている状況。大半が1隻日量100キロ未満となり、好漁年と比べ苦戦を強いられている。組成はメス中心でキロ3千円台と昨年より高値発進となった。
宗谷漁協のコンブは自由操業で出漁、漁は終盤を迎え、多い着業者でこれまでに40回以上採取している。実入りなど生育面は漁場でばらつきがあり、着業者は「下側で良く上側が芳しくない」と言う。
苫小牧漁協のスルメイカ漁は外来船が集結、昼操業が中心で2日には全体日量が約4千箱とまとまった。着業者は「最近は切れた感じもあるが、苫小牧が一番獲れている」と話す。
八雲町と定置漁業者ら11人で組織するひやま漁協熊石支所サーモン養殖部会(南部健一部会長)が熊石漁港で養殖に取り組むトラウトサーモン(ニジマス)の「北海道二海サーモン」。過去2年の試験結果を受け、新たな漁業資源の創出に期待が膨らんでいる。イカなど前浜の水揚げが振るわず、工藤幸博組合長は「将来的には養殖規模を拡大し、サーモン養殖の企業化を実現させたい」と意欲を見せる。
オホーツク海沿岸のホタテけた引は、8月末で22万3200トン余りを水揚げし、計画達成率は76%となった。宗谷、猿払村が3万トン台、枝幸、紋別、湧別、常呂が2万トン台。7単協が前年同期を上回っている。歩留まりは14%台から下は11%台まで幅広く、アソートは大半が3S中心。浜値はキロ200円台後半~100円台前半と、組成次第で差が開いている。
稚内漁協のコンブ漁は、序盤の7月を中心にナギと好天に恵まれ順調に操業、採取日数を伸ばした。今季は繁茂状況も良く、9月も操業する着業者は「コンブが残っている漁場もまだある。昨年が不漁だっただけに、少しでも上積みできれば」と意気込む。
水産研究・教育機構は西ノ島町(島根県)産ツルアラメに含まれる抗アレルギー成分5種をこのほど特定した。また、含有量に季節変動があり、夏~秋(6~11月)に多いことを明らかにした。この研究結果により、抗アレルギー成分の含有量が多い時期の収穫を実現するほか、西ノ島町産ツルアラメの持続的利用への可能性が示されたことになる。
共同船舶株式会社の捕鯨船「第三勇新丸」が1日、東京都江東区のお台場ライナーふ頭に着岸した。3日、初めてとなる豊洲市場への大型クジラの生肉を上場するためのもので、陸揚げには所英樹社長や社員らも立ち会った。4日の「くじらの日」を盛り上げようと鯨肉の消費を定着させるプロモーションのピークを迎えた。
水産研究・教育機構水産資源研究所が昨夏にベーリング海で実施した資源生態調査でサケのCPUE(1時間引網当たりの平均漁獲尾数)は、過去12回の調査の平均値より若干少ない値だった。また、採集したサケの年齢組成を調べた結果、ほぼ平年並みの水準だった。