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新聞記事

水産業向け一覧

掲載日:2022.08.29

岩手、4年で1200トン超-広がる海面養殖 -


 岩手県でサケ・マス類の海面養殖が拡大している。2022年の水揚量は前年比2.1倍の1211トンに達する見込み。主力魚種・秋サケの記録的な不漁が続く中、安定した水揚げを確保し、漁協経営の健全化につなげる狙いがある。


掲載日:2022.08.29

南かやべ漁協8月中旬にイカ急増

前年同期を上回る水揚げのスルメイカ(8月26日、木直漁港)


 南かやべ漁協の定置網で8月中旬、スルメイカの水揚げが急増した。木直地区で操業する尾上美彦理事(有限会社ヤマダイ尾上漁業部)は「獲れたのは1日だけ。ただ昨年同時期に比べると今年の方が平均して揚がっている」と漁模様を説明。8月24日現在で組合全体の水揚げ累計は前年同期比57%増の233トンに伸ばしている。


掲載日:2022.08.29

相次ぐ流木の流出・漂着、迅速な撤去体制の構築を


 今年度も漁港や漁場海域に流木が流出・漂着する事態が相次いでいることを受け、道漁連(阿部国雄会長)、道漁業環境保全対策本部(岩田廣美本部長)は23日、道や道議会に対し流木などの迅速な撤去体制構築の実現などを緊急要請した。


掲載日:2022.08.29

道東沖サンマ棒受網初荷キロ5万4000円の最高値


 道東沖のサンマ棒受網漁の水揚げが始まった。18日に10日出漁の小型船(20トン未満船)1隻が根室・花咲港で約260キロを初水揚げ。花咲市場の浜値は組成90グラムでキロ5万4千円の史上最高値を付けた。23日には15日出漁の中型船(100トン未満船)も花咲市場に約4.7トン、厚岸漁協市場に約900キロを発泡で初出荷した。


掲載日:2022.08.29

福島県調査指導船「拓水」就航

調査機能の強化が図られた6代目「拓水」


 福島県の新たな漁業調査指導船「拓水(たくすい)」(アルミ製37トン)が就航した。県沿岸漁業は試験操業から本格操業に向けた移行期間の2年目に入り、出漁日数を増やすなどして水揚量の拡大に取り組んでいる。海底の放射性物質や、長期にわたる操業自粛が水産資源に及ぼした影響などを調べ、東京電力福島第一原発事故からの早期再生・復興につなげる。


掲載日:2022.08.29

いぶり噴火湾底建網ヒラメ好漁

好漁している良型のヒラメ(8月22日、豊浦支所)


 いぶり噴火湾漁協の底建網はヒラメが好漁している。多い時で1軒当たり日量約200枚。浜値は活出荷がキロ2千円台後半と好値を付けた。


掲載日:2022.08.29

いぶり噴火湾稚貝小型も採取順調

稚貝の仮分散。今年はやや小型だった(8月22日、大岸漁港)


 いぶり噴火湾漁協の稚貝分散作業は、各地区とも順調に進んでいる。終盤となった仮分散は8月末にも終了する見通し。全般的に付着量が多く、やや小型傾向となった。一方伊達地区では、早々に終えていた3軒が8月後半から本分散を開始している。


掲載日:2022.08.15

礼文島ホッケ高鮮度出荷

日網で水揚げしたホッケ(8月10日、元地漁港)


 船泊漁協は日網で漁獲したホッケを「礼(魚へんに花)-れいか-」の名称でブランド化を図っている。脂乗りの良い7~8月の2カ月間で揚がった700グラム以上の大型に限定。船上氷じめで鮮度保持も徹底しており、キロ単価は通常出荷の7~8倍と高い評価を得ている。
 ホッケ全体の魚価底上げを目指し、付加価値を高めてPRしようと2020年に開始。刺網船5隻が手掛けている。
 投網後4時間程度で揚げるため鮮度は抜群。第三十八八龍丸で操業する前刺網部会長の岡本秀一さんは「基準は700グラム以上だが900グラム前後の魚を目がけて選んでいる」と説明する。
 船上で迅速に網から外し海水氷が入るタンクに投入して鮮度保持。帰港後は重量選別機を駆使して再選別。下氷した発泡にきれいに並べ、船名入りの専用ステッカーを貼付して札幌市場に出荷。1隻当たり1日10箱を上限に生産している。


掲載日:2022.08.15

東北復興商談会、来月13・14日仙台で3年ぶりにリアル開催


 東日本大震災で被災した三陸・常磐地域の水産加工業者らの販路開拓を支援する「東北復興水産加工品展示商談会2022」は、対面(リアル)とオンラインのハイブリッド型で展開される。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなるリアル商談会は9月13、14の両日、仙台市青葉区の仙台国際センター展示棟で開催。SDGs(持続可能な開発目標)や簡便化といったテーマごとに出展ブースを設け、商品価値を的確にバイヤーに伝える。


掲載日:2022.08.15

網走合同定置漁業 第二十八北鱗丸が竣工

竣工した第二十八北鱗丸


 網走漁協所属・網走合同定置漁業(元角文雄代表ほか170人)の新定置船「第二十八北鱗丸」(19トン、アルミ)がこのほど竣工した。電子制御エンジンの搭載で燃費向上を図ったほか、船体の大型化、ブリッジの外板・内装などで操船性、作業性を重視。建マス漁から稼働を開始しており、秋サケ定置漁でも操業の効率化などで活躍が期待されている。


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