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新聞記事

水産業向け一覧

掲載日:2026.05.18

森林づくりを推進、枝幸町と枝幸漁協が協定締結


 豊かな海を育むなど多面的機能を持つ森林の整備に向け、枝幸町と枝幸漁協は9日、「ほっかいどう企業の森林づくり」協定を締結した。同日に町内南浜町の町有林で開かれた「北海道・木育フェスタ2026 第76回北海道植樹祭」の式典などのイベント会場に、今後トドマツ1400~1500本を植樹、間伐や下刈りなどを実施し、森林の再生に取り組んでいく。


掲載日:2026.05.18

今季110トン計画 4キロ台も、「海峡サーモン」出荷進む


 青森県むつ市大畑町の北彩漁業生産組合(濵田勇一郎組合長)による養殖トラウト「海峡サーモン」は、4月27日から今季出荷を開始している。日量1.0~1.5トンペースで、ハシリの目廻りは3.0~3.5キロが主体。1尾入れ発泡箱には4キロ台も並ぶ。波の荒い津軽海峡の外海で生産に挑み37年目、「東京の百貨店からも引き合いがある」(同組合)ほどのブランド力を築いており、今季は7月中旬まで110トンの出荷を計画する。


掲載日:2026.05.18

宮城「みちのく寒流のり」 最終入札、6%減3億2000万枚


 宮城県漁協は13日、県産乾のり「みちのく寒流のり」最終入札会を塩釜総合支所で開いた。今季の総販売枚数は3億2285万枚となり、前年から約2千万枚(6%)減少。3月25日に塩釜港で発生した宮城海上保安部巡視船の重油流出事故で七ケ浜町産の約2200万枚が廃棄処分となっており、その分、下回る形となった。販売総額は55億8800万円(前年比34%減)、1枚当たりの平均価格は17円31銭(同30%安)だった。


掲載日:2026.05.18

日本熱源システム、高温CO₂ヒートポンプ新製品2機種開発

スーパーヒート


 産業用CO₂冷凍機「スーパーグリーン」を主力とする日本熱源システム株式会社は、同じくCO₂を冷媒としたヒートポンプ「スーパーヒート」を開発した。産業用として要求される高温の熱水を大量に生成するという業界待望のヒートポンプで、同社によるとCO₂冷媒を使用した加熱能力500キロワットクラスでは日本初という。省メンテナンスや長寿命化に特長のあるターボ冷凍機も今年は開発し、得意とする省エネ性や環境性を両立させた製品群のラインアップを拡充している。


掲載日:2026.05.18

噴火湾ボイル消流、繰越在庫、消化に苦戦


 ボイルホタテの2026年消流は、4千トン前後ともみられる繰越在庫が重しとなり厳しい展開が予想される。噴火湾加工貝の減産によって新物の生産量は低水準となったが、ヒネ在庫の消化が今後のボイル流通の鍵となりそうだ。


掲載日:2026.05.18

昨年下回る着生状況-歯舞漁協の資源調査-


 歯舞漁協は14日、前浜(太平洋側)でコンブの生育・繁茂状況を調べる資源調査を実施した。開放区などで着生しているものの総体的には昨年に比べて芳しくなく、流氷被害や雑海藻が多い場所もあった。一方、長さなど生育状況は「まずまず」で、今後の成長促進が期待される。


掲載日:2026.05.18

歯舞漁協アサリ、移殖放流で過密解消


 歯舞漁協あさり部会は4月中旬からトーサムポロ沼の漁場整備を進めている。過密解消のための移殖放流とともに砂入れも実施。長山吉博部会長は「現状の課題は小型サイズの過密解消。密度が薄い場所に移殖し、アサリの成長を促進させ水揚げの効率化につなげたい」と示す。個人ノルマを消化した着業者から順次漁場整備に移行。4月18日から実施している。潮当たりが良い場所などを中心に過密傾向にあり、移殖するアサリの採取には海水用エンジンポンプを使用。海水噴射による水流・水圧で砂上に転がったアサリを採取でき、従来の熊手による採取に比べて作業を効率化。密度が薄い場所を選んで移殖している。


掲載日:2026.05.04

持続可能なコンブ漁業へ、環境変化に対応課題-コンブ特集-


 国内生産の9割以上を占める主産地・北海道のコンブは減産傾向で推移している。昨年度も9907トンにとどまり2年連続の1万トン割れ。近年は海水温の上昇が著しく生育・資源状況に大きな影響を及ぼしている。将来を見据え、生産者や関連団体・企業、研究機関などが連携し、種の保存や増殖手法の開発など海の変化に対応した取り組みに注力している。また、着業者の減少に加え陸上作業の人手不足も慢性化しており、これらに適応した持続可能なコンブ漁業の構築を目指した調査研究も進んでいる。


掲載日:2026.05.04

高水温耐性株作出へ、選抜・育種順調に進む-コンブ特集-


 北海道大学や南かやべ漁協、フジッコ株式会社、理化学研究所の4者によるマコンブの育種研究が順調に進んでいる。高水温など環境耐性に優れた株の作出を目指す取り組みで、種苗投入する秋と、枯れが進み付着物も散見する夏の高水温に着目。これらに対し耐性を持つことで、種苗投入時期を早められ十分な養成期間を確保できるほか収穫期の品質低下を抑制することが成果として期待できる。昨年も優良個体を選抜し種苗生産、順調に生育している。北海道大学北方生物圏フィールド科学センターの四ツ倉典滋教授は「今年もより良い個体を求め耐性株を作っていきたい」と強調。本年度中の品種登録も目指している。


掲載日:2026.05.04

ヒドロ、新たな出現種確認、対策の基礎資料に-コンブ特集-


 渡島地区水産技術普及指導所は、養殖コンブに付着するヒドロ虫類(通称「毛」)の生態把握調査に取り組んでいる。2年目となった昨年度も引き続き道南海域で分布調査を行い、新たな出現種も含め5種類確認。津軽海峡側で優占度の高いモハネガヤの飼育実験では水温11、13度の条件下でポリプ(基質に付着している状態)が比較的成長したことも分かった。また、養殖施設に付着板を垂下し、基質選好性などを把握する調査も進めている。


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