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新聞記事

2024年8月の記事一覧

掲載日:2024.08.05

網走タコ箱好調1隻1.8トン


 網走漁協のタコ箱が好調だ。各船の水揚量が急増しており、鮮度保持を優先し1隻日量1.8トンのトン数制限を設けている。浜値はキロ900円台後半と好値。昨年より若干下回るものの高値基調を維持しており、水揚げ金額は前年同期比3割増に伸長している。


掲載日:2024.08.05

網走マス小定置昨年に続く不漁


 7月下旬に始まった網走漁協のマス小定置で、カラフトマスの水揚げが振るわない。過去最低となった昨年の序盤より苦戦を強いられ、網起こしは週1~2回ペース。一方でエイやシイラの入網が目立っている。海況の変化に困惑している着業者には、親魚の確保や網揚げ規制など、今後に不安を抱く出足となった。


掲載日:2024.08.05

羅臼春亭ブリ漁場間差大きく56%減

目廻り6、7キロが中心のブリ(8月1日、羅臼漁港)


 羅臼漁協の春定置で水揚げするブリは、漁場間差が大きく組合全体で好調だった前年同期を下回る水揚げ。春は8月10日で切り上げとなるが、昨年は秋にも獲れ、累計で過去最高の水揚げに達しただけに、秋漁での伸長に期待がかかる。


掲載日:2024.08.05

岩手、秋サケ回帰最低水準


 岩手県水産技術センター(釜石市)は7月31日、2024年度(9月~来年2月)の県内への秋サケ回帰予報を発表した。予測値は数量4万4千尾、重量136トン。いずれも人工ふ化放流事業が本格化した1984年度以降で最低だった前年度並みで、東日本大震災前(2008~10年度の3カ年平均)の1%にも満たない見通し。回帰の中心は12月上中旬とみる。


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