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新聞記事

2022の記事一覧

掲載日:2022.04.11

脱フロン自然冷媒フリーザー導入-丸久水産紋別工場-

スチールベルトフリーザー「NeWTon」


 雄武町の丸久水産株式会社(小谷康一社長、電話0158・84・4004)は、紋別工場の急速凍結連続式フリーザーを省エネ型自然冷媒機器搭載の機種・スチールベルトフリーザー「NeWTon」(株式会社前川製作所製)に更新した。ホタテ玉冷の製造で国が進める脱フロン・低炭素社会の実現に対応。凍結工程の高効率化で生産・供給の安定、品質向上につなげていく。


掲載日:2022.04.11

大津エゾバイ11日に初日

大津漁港で実施したかごの餌付けなどの準備作業(4月5日)


 大津漁協のエゾバイツブかご漁が11日に初水揚げを迎える予定だ。エゾバイツブ篭部会の川村和也部会長は「赤潮が水揚げに与える影響が気になる」と話し、資源動向を注視している。


掲載日:2022.04.11

入船地区浅海漁業者コンブ・ワカメ養殖


 函館市漁協入舟地区の浅海漁業者は前浜でコンブやワカメの養殖を手掛けている。胞子を放出させ、ウニなどの餌となる海藻資源の回復を目指した取り組み。収穫はせず、間引き分だけを餌用としてウニ漁場に投入しウニの身入りも促す。今季から養殖規模を拡大している。


掲載日:2022.04.11

無印良品新宿店ホッケ、フライ製品に

無印良品「MUJI新宿店」の店内レストランで販売するホッケのフライ


 常呂漁協の若手漁業者で構成する「マスコスモ合同会社」(柏谷晃一代表)が加工したホッケのフライを、無印良品「MUJI新宿店」が3月23日から店内レストランのメニューとして販売している。原料を提供する同社の柏谷代表は「3カ月で5400枚を加工する予定。売れ行きは順調。他の食材も随時提案していきたい」と話している。


掲載日:2022.04.11

政府「超大型基金」創設


 経済産業省の萩生田光一大臣は5日、東京・中央区の全漁連の事務所を訪れ、多核種除去設備等処理水(ALPS処理水)の放出に関し全漁連が要望していた5項目の「超大型の基金創設」などを盛り込んだ回答書を岸宏会長に手渡した。岸会長は「政府の基本的姿勢が示され、国民や漁業者の理解が得られない放出は行わないと理解している」とし、「超大型基金」には「既に発表している300億円と別枠と理解している」(岸会長)とした。ただ、「(処理水放出に)断固反対の姿勢は変わらない」とあらためて強調。「安心して漁業をできるようにしてほしい」と訴えた。


掲載日:2022.04.11

西日本最大級の水産見本市


 「第19回シーフードショー大阪」(大日本水産会主催)が13~14日、大阪市住之江区のATCホール(アジア太平洋トレードセンター内)で開催される。水産に携わる関係者の商談の機会を提供し、コロナ禍で減退している水産物需要の回復と販路拡大を目指す。


掲載日:2022.04.11

岩手秋サケ3年連続最低


 岩手県の2021年度秋サケ漁は3年連続で過去最低を更新することが確定した。県の漁獲速報(最終)によると、河川捕獲などを含めた2月28日現在の回帰実績は13万9403尾(前年同期比76%減)、413トン(同)。人工ふ化放流事業が本格化した1984年度以降、千トン割れは初。


掲載日:2022.04.11

被災6件の加工業「売り上げ8割回復」49%


 水産庁は東日本大震災で被災した東北・関東6県の水産加工業者の復興状況をまとめた。売り上げが震災前の「8割以上に回復した」との回答は49%にとどまり、前回調査と比べて横ばいだった。生産設備などの復旧は進んだが、人手不足や風評被害、原材料の不足・価格高騰などが復興の足かせになっている。


掲載日:2022.04.11

上ノ国の三方、稚ナマコ250万個生産

親ナマコの養殖池


 上ノ国町でナマコの種苗生産を中心に事業を手掛ける株式会社三方(加藤卓也社長、電話0139・56・1135)は、約15年にわたり培った種苗生産技術で実現した独自の飼料内容や飼育法をもとに、30ミリ以上の大型サイズの放流用種苗約250万個体を供給している。国内では最大級の供給数。大型種苗のため生残率が高く、同社の種苗を放流している漁協では漁獲量が増加傾向を示している。


掲載日:2022.04.11

ニシン日本海産少なく堅調

成熟し卸値が下がった道東産ニシン


 北海道産ニシンは主力の石狩・後志の日本海産の入荷が少なく卸値がキロ400円台中盤を維持している。一方、水氷で梱包(こんぽう)されている刺身向け中心の道東産は卵巣・精巣が成熟し腹身が薄くなり引き合いが弱まった。卸値もこれまでの半値近くの400円台まで落ち込んでいる。


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