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新聞記事

2020の記事一覧

掲載日:2020.02.03

北斗市のソネ食品  函館産ブリ「焼き」開発

函館産ブリを使った薫製「鰤燻(ぶりくん)」(右)と新製品の「みなみ北海道の焼き鰤」


 北斗市のソネ食品株式会社(水山康平社長、電話0138・49・4662)は主力製品の原料・スルメイカの不漁を受け、函館産ブリを使った加工品の開発・販売拡大に挑戦を続けている。第2弾となる「みなみ北海道の焼き鰤(ぶり)」を昨年商品化、期間限定(1月29日~2月4日)で出店する札幌三越のイベントを皮切りに本格販売を開始した。


掲載日:2020.02.03

宮古の生産組合 アカモク活用チョコクッキー発売

アカモクの粉末を使ったホワイトチョコレートクッキー「MIYABLANC」


 岩手アカモク生産協同組合(宮古市、髙橋清隆代表理事、電話0193・65・1315)は、市内の老舗菓子店と共同で、健康面での機能性が評価されている一年生の海藻アカモクを使ったホワイトチョコレートクッキーを開発し、商品化した。海藻独特の食感をあえて売りにせず、子どもでも気軽に食べられるクッキーからアカモクに関心を持ってもらおうという考え。ほんのりとした塩気がチョコの甘さを際立たせ、豊富な栄養素も摂取できる。食材としての無限の可能性を感じさせる新しい商品ジャンルだ。


掲載日:2020.02.03

青森で漁港漁場整備研修会 柱状礁で藻場造成


 今年度第2回青森県漁港漁場整備事業研修会(一般社団法人県漁港漁場協会主催)が1月23、24の両日、青森市内で開かれた。株式会社海中景観研究所(島根県松江市、電話0852・33・7820)の安藤亘専務は「藻場をつくる柱状礁」をテーマに講演。全国各地の沿岸海域と同様に、ウニの食害が原因とみられる「磯焼け」被害が深刻化する青森県で、藻場が造成できる自社製品の有効性を紹介した。


掲載日:2020.02.03

いぶり噴火湾漁協 アカガレイ休漁入り

アカガレイの選別作業(1月29日、豊浦漁港)


 いぶり噴火湾漁協のカレイ刺網は、アカガレイが小主体で薄漁気味。浜値はキロ400円から下値60円と安値に傾斜し2月の休漁期間に入った。着業者は3月以降の水揚げに期待を寄せている。


掲載日:2020.01.27

躍進する道産専門店。目標は全都府県展開

昆布関連商品だけでもこれだけラインアップ


 「北海道フーディスト」や「北海道うまいもの館」といった北海道の食品専門店を、首都圏を中心に東海や北陸などで展開、直営店だけでも15店舗繰り広げている北海道フードフロンティア㈱(東京都)。昨年から今年にかけて出店ペースを加速させており、北海道の食品メーカーが道外での販売を拡大していく一役も担っている。土産需要の掘り起こしではなく、生活の中に浸透する商品をラインアップし、その土地になくてはならない店作りが目標。「道産品を全国に」と、全都府県に直営店設置を目指している。


掲載日:2020.01.27

噴火湾加工貝、一昨年実績の5割の計画

昨年の加工貝出荷作業


 噴火湾の今季加工貝(2年貝)出荷計画は、7漁協(いぶり噴火湾・長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)合計で約3万3千トンとなった。一昨年実績の約5割に落ち込む試算。6千トン以上の計画はいぶり噴火湾、落部の2漁協のみ。減産した昨年と比べ約1万4千トンの増産計画にとどまり、産地では「耳づり時の成育不良が一要因」とみている。


掲載日:2020.01.27

丸善納谷商店、ヨウ素制御の乾燥品をオーストラリアへ初出荷


 昆布製品製造卸の(株)丸善納谷商店(函館市、納谷英雄社長)は23日、オーストラリア(シドニー)に向けて道産乾燥昆布30キロを初出荷した。道立工業技術センター(函館市)と共同開発した新技術を用い、同国が2010年に定めた厳しい規制(乾燥重量1キロ当たり千ミリグラム以上のヨウ素を含有する海藻類の輸入禁止)をクリアしたもの。今後定期的に輸出する予定で、現地商社を通しレストランなど業務筋中心に流通する。


掲載日:2020.01.27

南茅部~恵山沖のスルメイカ、年末に漁まとまる


 道南のスルメイカ釣漁は12月下旬、南茅部から恵山沖にかけて漁がまとまった。組成も大きく発泡15尾主体。えさん漁協所属・白龍丸(9・7トン)の泉義峰さんは「南下イカが獲れた。これがなければ、かなり厳しいシーズンで終わっていた」と安どする。


掲載日:2020.01.27

JF共済 全道推進委員長会議開催


 北海道JF共済推進本部(福原正純本部長)は22日、札幌市の京王プラザホテル札幌で全道「JF共済」推進委員長会議を開いた。年度末までの取り組み方針や2020年度からの新3カ年計画の骨子などを提示。充実した保障の提供と組合の事業収益確保などに向け、全戸訪問活動でチョコー、くらしを中心に制度の周知徹底など事業推進に取り組んでいくことを確認した。


掲載日:2020.01.27

昆布森漁協青年部、ウニ中間育成に挑戦


 昆布森漁協青年部(39人、能登崇部長)は、昆布森漁港内でエゾバフンウニの中間育成に乗り出した。昨年12月に開始し、今春にも漁場の仙鳳趾沖に放流する計画。港内で稚ウニがある程度の大きさまで成育できるのかを検証。養殖の可能性も探っていく。


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