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新聞記事

2019年7月の記事一覧

掲載日:2019.07.29

増毛のタコ箱好漁維持

好漁を維持しているミズダコの細割作業(16日、別苅漁港)


 増毛漁協のミズダコはいさり、樽流し、空釣縄が苦戦する一方、タコ箱は好調だ。ハシリは1尾13キロ以上の大型中心。最近は中型も増えてきたが1隻で日産平均500~600キロの水揚げを維持している。


掲載日:2019.07.22

熊石の蓄養ウニ、デビュー

かつて宿場町だった北品川、旧東海道沿線に立地する「がんがん」


 道の日本海漁業振興対策の一環で始まったひやま漁協熊石支所西浜地区の蓄養キタムラサキウニが、東京の飲食店で利用客に鮮烈な印象を与えるデビューを飾った。平井徳雄さん・徳之さん・裕太さん親子が蓄養するもので、まとまった量が首都圏で提供されるのは今回が初。客の反応に手応えをつかんだ飲食店側も、今後出荷シーズン時には、優先的に店で出したいとの意思を固めている。


掲載日:2019.07.22

塩釜の蜂屋食品 ホヤ可能性無限大

ホヤのうま味を堪能できる「三陸ほや餃子」


 ギョーザ製造販売の蜂屋食品株式会社(宮城県塩釜市、蜂屋和彦社長)は「三陸ほや餃子(ぎょうざ)」を3年ぶりに復活させた。韓国の禁輸で消費が伸びず、苦境の三陸産ホヤをふんだんに使用。新鮮なホヤのうま味が詰まった新感覚のギョーザだ。蜂屋社長は「栄養や調理法などホヤの可能性は無限大。消費拡大の一翼を担えれば」と期待を寄せる。


掲載日:2019.07.22

函館市のエビスパック サンマとイワシに活路

「魚めし」2品詰め合わせのセットも提供


 函館市のいかめしメーカー・株式会社エビスパック(対馬正樹社長、電話0138・45・1359)は、北海道で獲れる魚に照準を合わせ、新たな米飯商品を打ち出した。「焼きさんまめし」「焼きいわしめし」の2品。長年手掛けてきた「いかめし」の製法を生かし商品化。「魚めし」と銘打って各種販路に売り込んで活路を開いていく。


掲載日:2019.07.22

公海サンマ漁獲枠33万トン合意


 北太平洋での漁業資源の保護・管理を協議する国際機関「北太平洋漁業委員会(NPFC)」が16~18日の3日間東京都内で開いた第5回会合で、2020年漁期の公海でのサンマ漁獲量は33万トンを上限とすることで合意した。具体的な国別配分は来年の年次会合で検討する。


掲載日:2019.07.22

ひやま漁協 スルメイカ序盤低調


 ひやま漁協のスルメイカ釣漁は低調な出足となった。6月単月の水揚げはわずか2トン半。同漁協は「6月がここまで悪かったのは今までにない」と嘆く。


掲載日:2019.07.22

ナマコけた 羽幌、苫前終漁へ

ノルマ減も順調に水揚げされたマナマコ(17日、羽幌港)


 北るもい漁協のナマコけた網は、許容漁獲量(ノルマ)の見直しとナギが続く順調な操業で羽幌が残り2~3日、苫前が先週末にノルマを達成した。資源回復の手応えは依然として薄く、漁獲サイズを下回る個体が多いため「成長しきっていない」と不安視する声も聞かれた。


掲載日:2019.07.22

丸榮水産 ブリのブランド化に挑戦

荷揚げされたブリ(10日、東しゃこたん漁協古平地区の荷捌施設)


 東しゃこたん漁協で大定置を手掛ける有限会社丸榮水産(竹谷得郎社長)は漁獲したブリのブランド化に挑戦する。9月から着手。新造船や船上活じめ機の導入で鮮度向上による差別化を目指す。


掲載日:2019.07.22

オホーツク管内西部毛ガニ 今年も漁獲不振

毛ガニの荷揚げ。深刻な漁獲不振に陥っている(18日、紋別港)


 オホーツク管内の毛ガニ漁は西部(雄武・沙留・紋別の3漁協)、中部(湧別・常呂の2漁協)の両地区を中心に深刻な漁獲不振に陥っている。雄武は達成率3割、沙留も6割の実績で7月中旬に終漁。若ガニを残して来年以降の資源につなげる観点で早期に切り上げた。過去最低の許容漁獲量下、2年連続未消化の厳しい状況に危機感が高まっている。


掲載日:2019.07.22

熊石の平井漁業部 ムラサキウニ蓄養

コンブなどを給餌し、身入りや味を高めた蓄養ウニ


 東京の飲食店で好評を得た、ひやま漁協熊石支所所属「平井漁業部」(平井徳雄代表)の蓄養キタムラサキウニ。身の入っていない「痩せウニ」を港内に移植しマコンブなどを給餌、身入りや味を向上させた良質なウニを生産している。さらなる品質向上を図るため、給餌方法の改良を課題に挙げるとともに、蓄養数量を増やすことも視野に入れる。 


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