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新聞記事

2018年7月の記事一覧

掲載日:2018.07.09

渡島噴火湾毛ガニ、強含み

浜値が高騰している毛ガニの選別作業(2日、砂原漁協市

 渡島噴火湾の毛ガニかご漁は、単協によって水揚量に差が出ている。落部、八雲町の2単協は許容漁獲量(ノルマ)を達成したが、ほか3単協は最終日まで操業する見込み。組成は小または中主体。浜値は小がキロ3000円台中盤、中が5000円台後半~4000円台後半、大は高値7000円台まで高騰している。


掲載日:2018.07.09

道漁連コンブ生産予想 2割増1万5826トン

 道漁連は5日、道昆布事業協同組合の総会で、本年度の道内コンブ生産予想を1万5826トンと発表した。道東地区を中心に資源が回復模様で、過去最低の昨年度実績(1万3260トン)に比べ19%増。ただ過去10年平均(1万7017トン)と比べると7%下回る。


掲載日:2018.07.09

石巻・ミツワ製氷冷蔵 低酸素氷鮮魚流通で高い評価

「石巻鮮度力!」のロゴが印象的なミツワ製氷冷蔵の建屋

 石巻市の有限会社ミツワ製氷冷蔵は窒素ナノバブルで満たした低酸素氷を提供、鮮魚出荷業者などから評価を受けている。海水に窒素を注入することで酸素濃度を低下させ、魚の酸化抑制をはじめとする効果により鮮度保持を高める。同市などと連携して沖合底引網などでの導入も進め、流通の川上から川下までカバー範囲を広げている。


掲載日:2018.07.09

根室湾中部漁協 カキ春夏出荷、終盤入り

カキを一つ一つばらす作業(3日、温根沼地区)

 根室湾中部漁協の養殖カキの春夏出荷が終盤に入った。今季は目立ったへい死もなく順調に推移。着業する石野洋一さんは「昨年に比べ身入りなど成長も良い」と話す。1~6月の取扱数量は、へい死が目立った昨年に比べ30%増の6万170個となった。


掲載日:2018.07.09

渡島噴火湾 ホタテ耳づり作業終了

長万部漁協静狩地区の耳づり作業(4月)

 渡島噴火湾で来季に出荷する加工貝の耳づり作業が終了した。本数は各浜で異なるが「開始当初の見込みより下げることができた」と話す漁業者も少なくない。今後の成育次第で来季の出荷量が左右されるため、漁業者は天候に注意しながら安定した海況となることに期待している。


掲載日:2018.07.02

昆布森漁協仙鳳趾の漁業者 北海しまえび、高品質化

今年導入した黒色のパックに詰めたホッカイシマエビ。独自名称「花えび」のシールも貼って出荷する

 昆布森漁協のホッカイシマエビかご漁が6月中旬に始まった。各漁家が煮方などを工夫し良質なエビを生産する中、着業5年目を迎える仙鳳趾地区の竹花敏市さんも煮る時間や塩加減、尾数など随所で追求。加えて、輪ゴムなど副資材を必要としない嵌合(かんごう)パックを使い衛生面・異物混入対策も徹底している。今年から「花えび」の独自名称を付けてPR。長期保存可能な真空パック詰めの冷凍品も展開している。


掲載日:2018.07.02

漁業関係者 水産庁政策改革説明会で MSY信頼性問う

 水産庁は6月25日、札幌市で水産政策の改革に関する説明会を開いた。参加した北海道の漁業関係者は、新たな資源管理目標の設定に採用する最大持続生産量(MSY)の信頼性やメリット、漁獲可能量(TAC)対象拡大に向けた混獲魚種の管理方法や経営支援策について質問。これに対し水産庁は徹底した資源評価・管理への移行、微小魚種のグループ化検討などを示した。


掲載日:2018.07.02

常呂の川口さん 活じめ直販、20店舗まで拡大

船上活じめしたホッケ

 船上活じめのホッケやニシンを独自の販路で直販している常呂漁協の川口洋史(きよふみ)さん(33)。フェイスブックの配信やイベント運営を通じ、取引先は道内外の飲食店中心に20店舗まで拡大した。最近は6次化についての講演依頼も増えているという。


掲載日:2018.07.02

散布さお前終了 計画の操業日数を消化

 散布漁協のさお前コンブは、シケや悪天候に悩まされたものの、漁期最終日となる6月25日に出漁して計画の3日間を消化、漁を終えた。秋森新二組合長は「3日採るのに日にちはかかったが、数量的には順調に揚がった」と話す。


掲載日:2018.07.02

いぶり噴火湾漁協毛ガニ 浜値2割高で開始

中主体の毛ガニ(6月22日、虻田本所)

 噴火湾で毛ガニかご漁が始まった。いぶり噴火湾漁協は中主体の組成で1隻平均100キロ台、日量1トン台と上々の出足。浜値は昨年の2割高で始まり大がキロ5000円台、中が3500円前後と高値基調で推移している。


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