森を育て豊かな海を―道漁連は2日、石狩管内当別町の道民の森にある「お魚殖やす植樹運動記念の森」で毎年恒例の植樹を行い、胆振管内女性連メンバーら40人がミズナラ、イタヤ、ニレなど900本の苗木を植えた。
記念の森での植樹は今年で9年目を迎えた。信連、道漁協女性連など漁協系統関係者、道森連、道石狩森づくりセンター、コープさっぽろ植樹・みどりグループが参加。
植樹に先立ち胆振地区女性連会長の内海光子さん(いぶり噴火湾漁協虻田地区女性部長)が「海の環境に対し、様々な問題があります。近年の台風、大雪などで大木が倒れたりし、心が痛む状況が続いています。その中で、道女性連は現在までに67万本以上の植林を行ってきました。環境、森、海を子どもたちに残していきたいと思います」とあいさつ。参加者は石狩北部森林組合の松田秀明統括指導員から指導を受けながら、急斜面で植樹に汗を流した。
この日は、ミズナラのほかイタヤカエデとハルニレの苗木をそれぞれ300本ずつ植えた。同記念の森での植樹は累計6500本になる。
内海会長以外の胆振地区女性連参加者は次のとおり。
▽根笹信子・胆振地区女性連副会長=いぶり噴火湾漁協豊浦地区女性部長▽総根美代子・同地区同理事=同漁協有珠地区女性部長▽兼平弘子・同地区同監事=同漁協伊達地区女性部長▽中越小夜・同地区同副会長=室蘭漁協女性部長▽久保田葉子・虎杖浜地区女性部部長代行=いぶり中央漁協虎杖浜地区女性部▽福澤智恵・胆振地区女性連監事=同漁協白老地区女性部長▽粒来幸・同地区女性連理事=苫小牧漁協女性部長
※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。
(2006年06月06日付)