今秋の出荷を予定しているホヤ(3月15日、出来澗沖)
鹿部漁協出来澗地区の新田邦雄さんは、同漁協で唯一ホヤの養殖に着業している。7年前から取り組む試験操業だが、徐々に軌道に乗り始めたことに加え、従来柱にしていたホタテ養殖のへい死・人手不足などを背景に、一昨年主力に切り替えた。人手と手間がかからないことが利点。9月末~1月末ごろの出荷で、今季は過去最多の約50トンを生産。将来的に100トン規模を目指している。