東しゃこたん漁協のエビかご漁が順調だ。昨年シオムシの食害が多かった深場でナンバンエビが捕れており、古平本所エビ篭漁業部会の茂木隆文部会長は「日量100~120箱(約300キロ)で昨年よりも多い」と話す。
4月~8月末の数量は、ボタンエビとナンバンエビの合算で前年同期比56%増78トン、金額は同71%増1億3488万円、キロ平均単価は同10%高1720円。
ボタンエビの水揚げが薄くなった7月から、ナンバンエビがまとまる深場の漁場に移動している。「深場はのし3本で操業。浅場はボタンエビ狙いで1本入れている」と説明する。