全国各地に流通する養殖カキ(1月、仙鳳趾漁港)
昆布森漁協の養殖カキが「仙鳳趾(せんぽうし)」ブランドとして定着している。市場流通業者や小売・飲食店など関係者のほか消費者にも着実に浸透。ふっくらした大粒な身と甘みのある濃厚な味わいが特長で、人気を集めている。産地では養殖業の確立で、コンブなどを兼業せずカキ一本で生計を立てる漁家も。後継者も多く、部会では産地視察などを通した若手育成にも力を注いでいる。