宮城県産ワカメはボイル塩蔵入札で続騰、高値となっているが、収穫本格化の外洋系漁場で収量の減る可能性がでてきた。ブツ(穴開き)が増えつつあり、心配が深まっている。刈り急いでの生出荷や、すでに厳しい漁場もあるという。収穫先行の内湾漁場と同じようで、十分に成長する前の刈り採りや未収穫による生産計画(原藻換算1万3500トン)割れも懸念される。