サケよりサバやイナダなどが多い久慈の定置水揚げ(9月27日)
三陸の秋サケ水揚げが低調な滑り出しだ。9月下旬、いずれも例年まとまりが比較的早い、岩手県久慈市の定置は1日1000~1500尾(3~5トン)ペース、宮城県南三陸町市場の刺網は26~28日で日産5~7トン。ともに昨季のハシリを大幅に下回る。今季は両県とも昨季並みからやや上回る程度の低迷が予測されているだけに懸念が深まる。価格は久慈のメス高値が1000円を超えるなど全般的に高い。