室蘭漁協のノナ(キタムラサキ)たも採り漁はシケで苦戦している。海底が揉まれて濁りが強く、ノナが見つけにくい状況。一方、浜値は例年価格のピークになるお盆商戦も特に上昇せず、キロ800円台で推移している。
20軒が7月1日に操業を開始。8月27日現在の数量は前年同期比60%減の11トン、金額は同56%減の890万円、キロ平均単価は13%高の809円。
7月はハシリに日量1.2トンと順調だったが、次第に減少し、700~800キロに落ちた。室蘭魚市場の担当者は「1トン台が続かず不調だった」と話す。