鵡川漁協は今春、平成24年以来4年ぶりに、ふ化場で産卵・成育したシシャモの資源を放流する。親魚捕獲が23年以降不調続きだったが、昨秋新たな捕獲手法の導入で成功した。産卵後の成育も順調。近年前浜の漁獲量は減少傾向で、ふ化放流事業の再開は資源回復への一助となると期待がかかる。