えさん漁協日浦、尻岸内両地区の養殖コンブが今季も苦境に立たされている。ミツイシは生育が芳しくないうえ、4年連続で芽落ちした施設も。種付け後順調に推移していた促成マコンブも1月中旬の低気圧による大シケで大量に脱落。着業者は「ダブルパンチ」と嘆くも、「補殖(予備のコンブ)が無事だったのが救い。補殖と被害を免れた施設からの株分けなどで補てんしていく」と生産維持へ前を向く。